構築は使い手に合わせてカスタムしましょうね@環境外は構築を真似て勝てるほど甘くない
ブログとそのまとめのホームページをつくって発信していく中で、現時点で一番人気なのは 「自分の使っている構築」についての投稿 でした。確かに、32人参加の大会を5-0で優勝した構築なのは事実なんですが、構築を真似たら勝てるかって期待されると落とし穴があると思います。なので、これからクシャトリラを使いたい人や、クシャトリラで勝ちたい人、上手くなりたい人に向けてまとめてみます。 環境とクシャトリラ 2025年1月現在、クシャトリラは、紙のOCG、マスターデュエル共に環境デッキとは言われていません。環境デッキがなぜ環境デッキと言われるかというと、①勝っているから②勝っている人の構築や動きを真似すれば、ある程度勝てるようになるまでにさほど練度を求められないから、だと思われます。環境外になるには理由があります。よくある理由としては、出力が足りないとか安定性が低いとか難しいとかがあります。2024年10月環境では、例えばメメントは上手い人が使えば強かったですが、難しかったため使い手の数がライゼオルや原石青眼などの他の上位テーマと比べて増えず、環境での評価が控え目となりました。このように練度を問われるデッキに関しては、どうしても使い手が少なくなる傾向があると思われます。クシャトリラについては、(1)フル展開できた時の出力は未だ環境トップと渡りあえる (2) 安定性に欠ける (3) 現在は展開がアドリブで練度を問われる、という特徴があると思っています。 プレイヤーにあった構築にカスタムしましょう そこまで踏まえた上で、 今の環境に対してクシャトリラとしての強みをどう考えるか、プレイヤーとしてどうそれを出していくのか というのを表現するのが構築だと思います。ここについては、使い手側のアドリブが必要な部分に思います。自分の場合は、「クシャトリラでできることをほぼ全て使いこなして変幻自在に戦う」ことがクシャトリラ使いとしての特徴だと思っていて、それができるように安定性よりも上振れたときの出力に振って、アドリブ力を武器にする危なっかしい型にしています。展開からの制圧にミッドレンジ系統の対話やリソースを奪うプレイ、デッキ破壊やバーンにデカブツの投入に罠型と、クシャのできるプレイを全てそれなりに使え、更に試合中にアドリブで最初に考えたプランと異なる動きをすることも視野に入れての構築となります (...