自分が使ってるクシャトリラの構築変遷2024年10月前後~ライゼオルマリス環境
自分は紙の遊戯王で、(クシャトリラが環境デッキといわれなくなって以降も) クシャトリラを使って大会に出場していました。2024年10月のリミットレギュレーションで、増殖するGが準制限となり、スネークアイ、デモンスミス、天盃龍等が規制されて弱体化し、9月の新弾発売以降活躍していたライゼオル、マリスが順当に環境1位2位となりました。この環境で、自分はデモンスミスに対応 (対デモンスミス勝率8割前後) の構築から、ライゼオル、マリスをみた構築に変えました。具体的には、以下のような変更をしました。
- ディアベルスターが制限になったので、その枠に神の通告を入れた。ライゼオルに有効な永続が少なく、正直裂け目、サモリミ、マクロコスモス以外は微妙な印象 (エクスから墓地に落とすアグリゲーターで突破できる可能性が高い)。なお、デモンスミス、炎王、スネークアイ等に先攻の勝率を上げるため、元々墓穴の指名者や抹殺の指名者を抜き、裂け目とサモリミを投入していた (もう少し前はカイコロも) 結果、デモンスミスを積んでいるデッキ対面ではフワロスあり7月制限で、8割方マッチで勝っていた。誘発連打に対して、(メインデッキのモンスターのスタッツが高いため) 罠や永続を置いて止まる妥協展開が可能なのは魅力と思われる。
- メインデッキのGが入っていた枠 (3→2) にフワロスを採用した (しかし後で変更した)。
- コズサイ (もともと2枚) を抜いた。炎王やスネークアイ、粛声、センチュリオン、ホルス等は、例えば先攻の時は泡の枠にコズサイを入れると妨害になるなど、コズサイが有利に使える対面が環境上位にいた印象だった。しかし、ライゼオルとマリスにはあまり刺さらず、ルーンやメタビは有利対面と思われるので、0枚の採用とした。ライゼオルがいる影響か、センチュリオンやホルスがめっきり減った印象を受けた。
- 先攻札として、トリックスター・リンカーネーションを入れていたが (蛇、天盃、ホルス、スミス等を想定)、マリスに利きが悪いので、光の封殺剣にした (なお活躍)。
- その後、先攻で引いたフワロスが実質腐るので、泡に変更し、フワロスはサイドに三投 (展開系を想定) することにした。実際先攻でフワロスを引いたことが負けにつながった試合が5戦中2戦はあったと思われ、1本目の後手でフワロスの貢献と泡の貢献を比較して、フワロスに優位性はないと判断した (展開系とわかっていて後攻が濃厚ならフワロスのほうが望ましいが、それ以外の際のリスクと比較した)。
- Xメタと除外メタはキツイが、特に対策せず (強いて言うなら神宣とかになるか) ある程度プレイングでやり過ごす方向で頑張る。
今回使ったクシャトリラの構築です。
— 頭類人@YP (@YP6183091688940) October 13, 2024
参加人数32人、5-0。
1枚初動がなくなり、なんでそれで勝てるのと言われ続け、ライゼとマリスが環境いるせいでXメタ除外メタが積まれる向かい風の中、優勝しました。
展開と罠パカの両刀構築、隠し味あり。 https://t.co/oa8Wdutzub
9/29の構築 (旧制限の大会で新制限の構築で出場)
10/13は32人参加の大会で全勝優勝、9/29の大会は3回戦で優勝だが、決勝の相手が直近のCS優勝者のCS優勝デッキ (旧制限) ということもあり、一定の成果をだしたと考えられる。9/29の構築と10/13の構築の違いは、9/29の際は後手用にクロスソウルが採用されていた。ライゼ、マリスともに、手札次第では泡で止まる可能性があるのと、重ねうちできる可能性 (抹殺は度外視) があるので、もう泡でいいやとなった。ルーンやメタビのようなデッキに対して、コズサイを抜いた影響をカバーする意味でも泡が丸いと考えた。なので、フワロス (メイン→サイド)、クロスソウル (アウト)、無限泡影 (2→3) とした。デモンスミス、スネークアイ等は、泡で止まらず貫通されてしまうことも多かったので、(メインではGを3枚投入していたた結果) 泡はこれまで2枚にしていたが、ライゼオル (1枚目、デュオ、返し) とマリス (1枚目、マリス以外、返し) であれば、ある程度効く可能性がある印象。新制限構築で公認優勝 3-0
— 頭類人@YP (@YP6183091688940) September 29, 2024
クシャトリラ
①⭕️ラビュリンス 後❌⭕️ET⭕️
②⭕️青眼 先⭕️❌⭕️
③⭕️ライゼオル 先⭕️❌⭕️
MVP
①通告、オーガ
②アトラクター
③アライズ、スケクシャ pic.twitter.com/vOKvJgvcv7
余談ですが、意外とメンタル部分も大きかったと思います。10月は仕事等が忙しく、9月等に比べると大会参加できていなかったのだけど、振り返ると勝ちを意識する等して固くなっていたところがあったと10/12に反省し、「最も自由に戦うクシャトリラ使いであろう」と意識してプレイした結果が10/13の優勝につながった印象。実際、いろんな戦い方ができるアドリブ要素の多い構築にしているので、変幻自在にのびのびと戦えている→勝ちにつながる、というところで、マッチすると思っています。ここら辺は、プレイヤーとのマッチングがあると思っています。基本的な骨格は共通ではあるけれども、環境と、使い手との相性を考慮して自由枠とサイドカードを練るのが望ましいと思います。自分の場合は、クシャトリラ歴が長いので、「クシャトリラでできることはだいたいできるアドリブ力」を生かせるような構築にしているつもりです (この点はあくまで自称笑)。
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