ビッグバンで超量の役者を揃わせずに葬り「ヴィラン側のお手本」を示すクシャトリラ
クシャトリラの大会プレイングの紹介です。今回は超量対面のマッチ戦の1戦目、こちらの先攻のデュエルになります。今回は、お互いに事前情報でデッキバレしている状態の中、先攻を取れた1戦でした。こちらはアトラクターを初手に持ち、複数のギミックを引く形で両立しにくい手札だったので、まずはクシャトリラでリソースを作ることを優先したプレイングをして、相手がモンスターを3体並べた時点でビッグバンを開き、勝負を決めたデュエルです。
アトラクター下でシャングリラとビッグバンを構えて起点をつくる
こちらの手札は、クシャトリラ・オーガ、雷仙神、クシャトリラ・ビッグバン、白いの、ディメンション・アトラクターでした。展開するか圧をかけるか悩むところですが、まずはリソースを作ることを優先します。メインフェイズまで進み、はじめにクシャトリラ・オーガを攻撃表示で特殊召喚します。そして、手札のディメンションアトラクターを墓地に送り、効果を発動します。ここまで相手のチェーンなし。処理後にオーガの起動効果を発動、デッキからクシャトリラ・プリペアをサーチします。その後、3000ライフコストを払って、雷仙神を攻撃表示で特殊召喚します。その後、オーガと雷仙神で、クシャトリラ・シャングリラをEXモンスターゾーンに守備表示でX召喚します。そして、ビッグバン、プリペアをセットしてターンを渡します。
モンスターが3体並んだ時点で効果処理後にビッグバンを開き、アルファンボールの発動とグレートマグナスの着地を阻止する
相手のターンに入り、ドローフェイズにクシャトリラ・プリペアを開きます (ここで開くことによって、泡を持っているかどうか、リブートの有無を確認します)。スタンバイフェイズに進み、シャングリラの特殊召喚効果を発動、相手はこれにチェーンして超量士ブラックレイヤーの効果を発動、これにチェーンして、相手は手札を捨てて超量士ブラックレイヤーを守備表示で特殊召喚し、デッキからクシャトリラ・ユニコーンが攻撃表示で特殊召喚されます。これでスタンバイフェイズを終了、メインフェイズに進み、相手は超量妖精アルファンを通常召喚します。そして自身をリリースして効果を発動、デッキから超量士ホワイトレイヤー、超量士レッドレイヤー、超量妖精ゼータンから3枚選び、ホワイトレイヤーが特殊召喚され、残る2枚がアトラクター適用下のため除外されました。処理後、ユニコーン効果を発動、相手のEXデッキを見て、超量機神王グレート・マグナスが2枚入っていたこともあり、天霆號アーゼウスを裏側除外します (ここでアーゼウスを抜いておかなかったら、たぶん負けていたと思います)。処理後にユニコーンの封鎖効果を発動し、中央のメインモンスターゾーンを封鎖します。その後、相手は緊急テレポートを発動し、デッキから超量士ブルーレイヤーを特殊召喚します。そしてブルーレイヤー特殊召喚成功時効果で、超量必殺アルファンボールをサーチします。アルファンボールは、相手の場に「超量士」モンスターが3種類以上存在する場合に発動できて、相手フィールドのカードを全て持ち主のデッキに戻し、その後、こちらはEXデッキからモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できるカードになります。これを使われるとリソース差をつけられてしまう可能性があり、シャングリラとプリペアを構え、アトラクターの恩恵で築いてきた盤面差を返される可能性があります。そこで、処理後にクシャトリラビッグバンを発動し、モンスターが1体になるように裏側で除外します。こちらはシャングリラを残します。処理後、シャングリラ封鎖効果をチェーン1、除外されたビッグバンの効果をチェーン2で発動し、シャングリラの素材になっているオーガを手札に加えて特殊召喚し、シャングリラのいない側のメインモンスターゾーンを封鎖します。これでお相手はサレンダー、このデュエルに勝利しました。
あとがき
今回は、シャングリラを残して耐久できればよかったので、ビッグバンでモンスターが並んだところで相手の盤面を小さくし、確実にこちらのリソースが残るようにプレイしました。MDのクシャトリラでは、ビッグバンが事故札として敬遠されることもありますが、このようにビッグバンでしかできない役割があり、展開札としても優秀ではあるので自分はビッグバンを採用しています (永続や神罠のようなカードをぱかぱかすることもしますが、クシャトリラギミックで展開もしたいので)。シャングリラが残っていれば、こちらのターンにシャングリラの効果を発動さえできればアライズを出すことができ、白いのを出せば、グレートマグナスを出せてもこちらが有利な状況を強いられると思います。
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