誘発の投げ合いの先に墓地メタの永続効果を押し付ける@イビルツイン戦
クシャトリラの大会プレイング紹介です。今回はマッチ戦の1本目と3本目、いずれもこちらの先攻のデュエルになります。相手はデモンスミスを入れたイビルツインで、こちらの展開に対して相手が誘発を複数使って展開を弱めるも、こちらが構えた永続効果 (次元の裂け目、クシャトリラ・アライズハート) で相手をロックできた1戦になります。偶然にも、2戦ともにLive☆Twin トラブルサンをこちらの灰流うららで止めた結果勝ったと言えるデュエルになります。
(画像は公式より引用)
1戦目、誘発で止められるも裂け目シャングリラ+うららで耐える
こちらの手札は、雷仙神、灰流うらら、六世壊=パライゾス、次元の裂け目、無限泡影でした。メインフェイズに入り、まずパライゾスを発動し、クシャトリラ・ユニコーンをサーチします。そしてユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します。次に手札から裂け目を発動します。処理後に、ユニコーンの起動効果を発動するも、相手はこれにチェーンして泡を発動し、サーチを無効にします。仕方ないので、3000ライフコストを払って、雷仙神を攻撃表示で特殊召喚し、ユニコーンと雷仙神でクシャトリラ・シャングリラを守備表示でX召喚します。これでメインフェイズを終了し、ターンを返します。相手のターンに入り、スタンバイフェイズにシャングリラの効果を発動するも、相手はこれにチェーンしてうららを発動し、シャングリラの特殊召喚効果を無効にします。メインフェイズに入り、相手はLive☆Twin トラブルサンを発動するも、それにチェーンしてうららを発動し、サーチを無効にします。これで相手は動けずターンが返ってきます。こちらのターン、スタンバイフェイズにシャングリラの効果を発動し、クシャトリラ・ライズハートを攻撃表示で特殊召喚します。メインフェイズに入り、ライズ効果をクシャトリラビッグバンを除外してレベル7になりつつ相手のデッキトップを裏除外します。処理後に除外されたビッグバンをチェーン1、シャングリラの封鎖効果をチェーン2で発動し、EXモンスターゾーンの正面を封鎖して、ユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します。これで相手はサレンダーし、このデュエルに勝利しました。
3戦目、誘発で止められるもシャングリラ+ユニコーン+うららで耐える
サイチェン後の2戦目は相手の展開を止められずに制圧されて、1-1で迎えた三戦目、こちらの手札は、雷仙神、灰流うらら、肆世壊=ライフォビア、クシャトリラ・パーピヤス、クシャトリラ・ビッグバンでした。正直この手札では心もとないですが、止まらずに展開できたらアライズ+ビッグバンを狙えるので、まずはそこを目指します。メインフェイズに入り、ライフォビアを発動し、スケアクロー・クシャトリラをサーチします。処理後に相手はドロール&ロックバードを発動します。今回やりたい展開にはドロバは影響しないので、予定通り、スケクシャの効果を発動し、ビッグバンを除外してスケクシャを守備表示で特殊召喚します。そして、スケクシャを対象にパーピヤスを発動するも、相手はこれにチェーンしてうららを発動し、パーピヤスのサーチ効果が無効になります。仕方ないので、3000ライフコストを払って、雷仙神を攻撃表示で特殊召喚し、スケクシャと雷仙神でクシャトリラ・シャングリラを守備表示でX召喚します。これでメインフェイズを終了し、ターンを返します。相手のターンに入り、スタンバイフェイズにシャングリラの効果を発動し、ユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します。メインフェイズに入り、相手はLive☆Twin トラブルサンを発動するも、それにチェーンしてうららを発動し、サーチを無効にします。これで相手は動けず、モンスターをセットしターンが返ってきます。こちらのターン、スタンバイフェイズにシャングリラの効果を発動し、オーガを攻撃表示で特殊召喚します。メインフェイズに入り、オーガ効果でプリペアをサーチします。処理後に相手はドロバを発動します。処理後、オーガチェーン1、ユニコーンチェーン2で発動し、デモンスミス・レクイエムを裏除外して、後続のLive☆Twinを裏除外します (1枚目、2枚目がLive☆Twinだったので、こちらを引かれていたら負けていたと思われます)。これでターンを返さなければ勝てることが確定したので、シャングリラに重ねてアライズを攻撃表示でX召喚し、アライズの効果をセットモンスターを対象に発動し、裏除外します。処理後、アライズ強制効果で雷仙神をアライズの素材にします。そしてバトルフェイズに入り、アライズ、オーガ、ユニコーンの3体で攻撃してゲームセット、このデュエル及びマッチに勝利しました。
あとがき
こちらの盤面の妨害数は少なく、たまたま「相手がうららで止まる手札だったから止めれた」1戦に思いますが、1妨害とは言え、妨害は妨害なので、妨害の数が少なくても相手の初動を上回れば止まることもあると思います。今回、サイチェン後の先攻でも、こちらのうららはGなどのドロー系を弾く意味もあるし、初動に対する妨害になる可能性があるので、イビルツイン対面含め多くの対面との1戦で自分は抹殺の指名者不採用の構築で罠多めの構築を使うけど、うららを残すことが多いです。というのは、今回裂け目が1戦目に見えているので、こちらが先攻を取ると思われる3戦目は、相手目線だと、指名者が抜けて、羽根やライスト等の後ろを割るカードが投入される可能性が高いと思われます。1戦目については、裂け目適用下だったため、ドロバ等の墓地に送って発動する誘発や、墓穴の指名者を回避することができました。また、墓地メタが刺さる対面なので、次元の裂け目、アライズハートを立てることが有利に働くため、これらが出せる場合は、事実上のロック状態を押し付けにいきます。
- MDの罠型クシャトリラつかってた人が2025年2月にOCGで似た使用感のデッキを使いたければ「リジェネシス」が良いと思う (罠や永続多めで、うららを入れない構築例)
- 頭類人のクシャトリラ (2410制限) の構築を少し解説@32人参加の大会優勝後に聞かれること増えたので (罠や永続多めだけど、うららを入れる構築例)
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