投稿

12月, 2024の投稿を表示しています

リソースを奪い選択肢を消して、盤面全封鎖で締める理想的プレイング@対M∀LICE先攻妥協シャングリラ単騎+先攻札

イメージ
クシャトリラの大会プレイングで、相手のリソースを奪う路線のお手本のような試合運びができたので紹介します。こちらの手札は、クシャトリラ・オーガ、ティアラメンツ・クシャトリラ、クシャトリラ・ビッグバン、神の通告、次元の裂け目でした ( 自分の構築では裂け目と通告はメインから投入されており、通告はM∀LICEやライゼオルを意識しての投入となっております )。自分ならどのように戦うかを考えながら読んでいただけると幸いです。 シャングリラ単騎の妥協展開と後ろで耐える構え 初めに、オーガを特殊召喚します。次に、Gケアを兼ねて裂け目を発動します ( これで以降ドロバやうさぎ等を打てません )。その後、オーガ起動効果を発動し、プリペアをサーチします。ティアクシャ効果を発動し、ビッグバンを除外してティアクシャを特殊召喚し、ティアクシャ効果召喚成功時効果は使いません。この時、こちらの妨害数が少なく縛れる盤面ではないため、展開されるリスクを考え、効果の発動はなしです。。その後、オーガとティアクシャでシャングリラをX召喚し、裂け目存在下で通告、プリペアをセットしターンを返します。 リソースを奪い展開を誘導 相手ターン、スタンバイフェイズに、シャングリラの効果を発動し、ユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します。相手はM∀LICE下級を通常召喚し、展開を行いますが、M∀LICE下級の特殊召喚の処理後に、ユニコーンの効果を発動し、リトルナイトを裏除外します。その後、シャングリラの効果を発動し、リンクが伸びないように中央のモンスターゾーンを封鎖します。M∀LICEの場合は、裂け目を張っていれば、墓地蘇生効果を持つメイジ、トランスコードや墓地除外効果を持つリザルドーズは展開を伸ばせません。すると裂け目かシャングリラを退けられるリトルナイトが恐らくM∀LICE側が先に出したいモンスターと思われるので、まずリトルナイトに行く選択肢をなくします。そうすると、次の候補はフリチェ除去を打てるクリプターとなると思われるので、M∀LICEリンク3に神の通告で召喚無効を打つことを狙います。すると予想通り相手は3体を使ってクリプターをL召喚、予定通り通告を発動し特殊召喚を無効にします ( 召喚無効のため、出した履歴が残らないので、蘇生条件を満たせず、実質リソースを奪っています )。これで相手は展開を伸ばせず、M∀LICE...

クシャトリラはミッドレンジ型が最重要:「相手のリソースを奪う」という勝ち筋

イメージ
クシャトリラを強く使う上で、「ミッドレンジ型」ができることが最も重要 だというお話です。クシャトリラを使う上で、展開力を持たせて盤面封鎖 (制圧) を目指す型、デッキ破壊に寄せた型、永続や罠を多用するメタビに近い型など、いろいろな型があると思います。型について、どの型を使っているから優劣や上手い下手というものはないと思います。 どの型を取るにせよ、どう勝つのかという「勝ち筋・出口」を持っている ことが重要となります。制圧を目指す型をとったけれども、誘発等を撃たれて妨害され、盤面が伸びず制圧しきれなかった時、永続で縛れた後、そこから勝ちに持っていく時、ミッドレンジ型をできるかどうかがその試合で勝ちを拾えるかに直結すると思います。このミッドレンジはクシャトリラの場合は癖があり、他の一般的な (普通の) ミッドレンジとは毛色が異なります。ここでは、上澄みのクシャトリラ使いとして、 クシャトリラ独特のミッドレンジの考え方 を紹介します。 一般的な (普通の) ミッドレンジ たぶん、多くの方は普通のミッドレンジの方がイメージつきやすいと思います。ミッドレンジでは、相手とのやりとりの中で、リソース差をつけ、結果として勝つことを目指す中速デッキの印象に思います。イメージとしては、城を作って防衛戦をするイメージでしょうか。例えば粛声では、粛声なる守護者ローガーディアン、粛声なる祈り手ロー揃えて毎ターン無効妨害を構えつつ、永続3種を構えて盤面を維持しながらリソース差をつけていくことが目指すべき方向だと思います。また、(ミッドレンジ型の) R-ACEの場合、タービュランスの効果で4伏せし、伏せた魔法罠をR-ACEヘッドクオーターで使いまわし、盤面を維持しながらリソース差をつけ、勝負を決めにいくのが目指すべき方向だと思います。 クシャトリラのミッドレンジは特殊 クシャトリラでミッドレンジ路線を取る場合、普通のミッドレンジ同様にリソースを作りながら、妨害を当てていくことも大事なのですが、クシャトリラの場合そもそも妨害数少なく、バロネスや神罠等を添えられなければ無攻防が打てません。単に妨害を打つだけでは出力が出ないと思われます ( 回しきって盤面全封鎖できれば、ほとんどの対面に勝てますが、手札が強く妨害を受けなかった場合に限るので、上振れとみるべきでしょう) 。アライズハートのマクロコスモス...

展開例Eーヴォルカニック/スネークアイースネークアイ・エクセル1枚から準ワンキル

イメージ
ヴォルカニック/スネークアイのスネークアイ・エクセル1枚 (篝火、ワン・フォー・ワン) を使った準ワンキル展開を紹介します。エクセル1枚からだと普通のスネークアイ展開をしても良いのですが、ヴォルカニックを混ぜる構築なので、ワンキルを狙いに行くのも一つの考え方に思います。この展開の場合は、前半は炎王スネークアイに擬態した動きをします。ディアベルスター初動など、エクセルを出すために原罪宝を使う場合は、通常のスネークアイ展開で、原罪宝を使わずにエクセルを出せるなら、こちらの展開が可能です。二枚初動展開ができる場合は、スネークアイ展開を構えた上でワンキルを狙いに行きます (他 重要な展開例はこちらのホームページを参照 )。 展開紹介 (E、エクセル通常召喚から) スネークアイ・エクセル を通常召喚。 スネークアイ・エクセル 特殊召喚成功時効果、 蛇眼の炎鱗 をサーチ。 手札に加わった 蛇眼の炎鱗 効果、蛇眼の炎鱗を特殊召喚。 蛇眼の炎鱗 特殊召喚成功時効果、 原罪宝ースネークアイ をサーチ。 スネークアイ・エクセル 起動効果、スネークアイ・エクセルと蛇眼の炎鱗を墓地に送り、デッキから スネークアイ・オーク を特殊召喚。 スネークアイ・オーク 特殊召喚成功時効果、墓地の 蛇眼の炎鱗 を対象に発動、特殊召喚。 スネークアイ・オーク 起動効果、スネークアイ・オークと蛇眼の炎鱗を墓地に送り、 蛇眼の炎龍 を手札、デッキから特殊召喚。 蛇眼の炎龍 起動効果、墓地の 蛇眼の炎鱗 を永続魔法として置く。 原罪宝ースネークアイ を発動、蛇眼の炎鱗を墓地に送り、デッキから ヴォルカニック・リムファイア を特殊召喚。 蛇眼の炎龍と蛇眼の炎鱗で、 灼熱の火霊使いヒータ をL召喚。 墓地に送られた 蛇眼の炎龍 チェーン1、 ヴォルカニック・リムファイア チェーン2で発動、ヴォルカニック・リムファイアを除外し、デッキから ヴォルカニック・トルーパー を墓地に送り、墓地の蛇眼の炎鱗、スネークアイ・オークを特殊召喚。 スネークアイ・オークで サクリファイス・アニマ をL召喚。 灼熱の火霊使いヒータ と蛇眼の炎鱗で、 賜炎の咎姫 をL召喚。 墓地に送られた 蛇眼の炎鱗 効果、墓地の 蛇眼の炎龍 を永続魔法として置く。 賜炎の咎姫 起動効果、墓地の ヴォルカニック・トルーパー を特殊召喚。 ヴォルカ...

ディアブロシスとアライズハートを並べ、ギミックパペットをライブラリーアウトさせる

イメージ
相手はギミックパペットで、こちらが先攻の時のプレイです。こちらの手札は、クシャトリラ・ユニコーン、サモンリミッター、クシャトリラ・ライズハート、ティアラメンツ・クシャトリラ、三戦の才でした。今回は手札が強く、ほぼ全持ちと言っていい状態で、相手がギミックパペットであることが分かっていたので、普段は同じ手札であれば 盤面全封鎖展開 を狙いますが、今回は、二ビルケアしながらロックする方向で確実に勝ちを取りに行く路線で挑みます。 手札が強いので、あえて情報アドバンテージを優先 はじめにユニコーンを特殊召喚し、起動効果を発動、パーピヤスをサーチします。ユニコーン対象にパーピヤスを発動し、オーガを特殊召喚します。オーガ起動効果でプリペア ( 二ビルケア ) をサーチします。ライズハート効果を発動し特殊召喚。ユニコーンとオーガでシャングリラをEXモンスターゾーンにX召喚します。その後ライズ起動効果を発動し、コストでビッグバンを除外してレベル7になり、相手デッキトップから3枚裏除外します。除外されたビッグバン効果チェーン1、シャングリラ封鎖効果をチェーン2で発動し、盤面を1面封鎖し、ユニコーンを特殊召喚します。ユニコーンとライズでディアブロシスをX召喚します  ( 二ビルがいれば普通はここで打たれる )。ここで二ビルが出てこないので、シャングリラに重ねてEXモンスターゾーンにアライズハートをX召喚 ( 本来ディアブロシスの効果を使った後にティアクシャを出し、ティアクシャにアライズを重ねシャングリラを残しますが、今回はこのターン中はティアクシャを残してアライズが処理された場合のケアをしています ) します。その後、X素材のユニコーンを取り除いてディアブロシス効果を発動し、ヘブンズストリングスを裏除外し、アライズ強制効果チェーン1、ディアブロシス効果チェーン2で発動し、相手デッキトップから4枚裏除外し、アライズハートにビッグバンを入れ、処理後にアライズ強制効果で更に素材補給します。4素材 ( ユニコーン、シャングリラ、ビッグバン、オーガ ) アライズハートとディアブロシスが並んでいる盤面で、墓地にパーピヤス、手札にティアクシャ、プリペアとサモリミをセットしターンを返します。 アライズとサモリミでロックしながらディアブロシスでデッキ破壊 相手ターン、相手はブラッディ・ドール効果を...

クシャトリラのミッドレンジ型の理想的プレイング@白き森アザミナデモンスミス戦を例に

イメージ
クシャトリラのミッドレンジ型の戦い方について、お手本のような美しいプレイができたので紹介します。クシャトリラ独特の、打たせて取る、相手のリソースを奪う戦い方はこうやるんですよ、という記事になります。今回の相手は白き森アザミナデモンスミスで、マッチ戦の1本目、後攻のデュエルになります。なおこのマッチは2-1で勝ちました。 墓地活用テーマと分かったので、アトラクターを投げる こちらの手札が、スケアクロー・クシャトリラ、クシャトリラ・バース、クシャトリラ・パーピヤス、ディメンション・アトラクター、サモンリミッターでした。メインフェイズに入り、相手はデモンスミストラクトゥスを発動します。それにチェーンしてアトラクターを発動 ( トラクトゥス墓地除外からの融合効果がリソースになるので、今回はここにチェーンして打ちました )。アトラクターが通り、相手は二ビルを捨て、魔轟神ルリーをサーチしました。その後、相手はモンスターを出さず、魔法罠2伏せでターンが返ってきます。 スケクシャから妥協展開し止められる こちらのターン、引いたのは三戦の才。展開するには頼りない手札ですが、今回はアライズハートを目指して展開を試みます。スケクシャ効果を発動し、バースを除外しスケクシャを特殊召喚。スケクシャを対象にパーピヤスを発動しますが、相手は微睡の罪宝-モーリアンを発動しスケクシャを裏守備に。対象不在となりパーピヤスの特殊召喚効果が不発となります  ( 通った場合はライズを出して、オーガを除外し、バースでオーガ蘇生して3素材アライズ )。処理後、除外されたパーピヤスの効果で、除外されたバースを回収。サモリミとバースをセットし ( ブラフで、サモリミ単独だと警戒され魔法罠1枚除去する効果で除去される可能性を警戒し、相手ターンでは恐らく仕事しないであろうバースをあえて裏で出し、サモリミを割られる可能性をケア )、ターンを返します。 サモリミで展開を止める 相手のターン、相手はルリーを通常召喚。ルリー1体でデモンスミス・レクイエムをL召喚。レクイエム効果で、紅涙の魔ラクリモーサをデッキから特殊召喚。ラクリモーサ効果で魔を刻むデモンスミスを墓地に送ります。相手は墓地のデモンスミス効果を発動し、レクイエムを戻し ( こちらが充分展開できなかったので、魔を刻むデモンスミスにセクエンツィアを装備し、デモン...

誘発手裏剣合戦をメタる光の封殺剣、原石青眼戦を例に

イメージ
光の封殺剣を駆使し、マッチ戦を制した時のプレイングです。相手は原石青眼、1-1で迎えた3デュエル目で、こちらの先攻でこちら1ターン目からETでスタートという状況です。自分ならどう戦うかについて考えながら見てもらえればと思います。 誘発3発でユニコーン&ライズと封殺剣でターンを返す こちらの手札は、クシャトリラ・ユニコーン、テラ・フォーミング、光の封殺剣、クシャトリラ・ライズハート、クシャトリラ・バースでした。初めにユニコーンを特殊し、サーチ効果を発動するも、無限泡影を撃たれ、不発。次にテラフォを発動しますが、にうららで止められます。それではと、ライズハート効果発動し守備表示で特殊召喚したところ、処理後に相手はアーティファクト・ロンギヌスを発動。これではこのターンにライズハートの効果を発動できないので、ユニコーン攻撃表示、ライズ守備表示、バース、伏せ封殺剣でターンを返します。 封殺剣、バース、ユニコーンでリソースを奪う 前のターンに誘発を3枚使ったので、相手の手札は3枚。ここでスタンバイフェイズに封殺剣を発動し、手札を裏除外。これで相手は 手札2枚でメインフェイズ を迎えることとなります。結果論で 白き乙女を裏除外できたようで、これが勝因 となりました。相手は原石の皇脈を発動、原石竜アナザー・ベリルをサーチ。ベリル効果で原石の穿光をセット。ベリルが効果を発動したので、ユニコーン効果で 天球の聖刻印を裏除外 しました ( これが勝因となりました )。その後、ベリル1体で青き眼の精霊をL召喚し、精霊効果で光の霊堂をサーチします。ここで相手は長考の後、霊堂を発動、ブルーアイズを墓地へ送ります。相手が魔法カードを発動したので、バースを発動し、 青眼とベリル、泡を裏除外 します ( これが勝因となりました )。相手は皇脈効果を発動し、青眼の白龍を守備表示で特殊召喚。霊堂があるので召喚権が増えているのででエフェクト・ヴェーラーを通常召喚し、青眼の白龍とヴェーラーで青眼の精霊竜をS召喚。精霊竜でライズを攻撃し戦闘破壊します。これでお相手は手札0枚、精霊竜、鉱脈と伏せに穿光 ( 次のこちらのターンに発動条件を満たさない ) でエンドファイズとなります。 ライフを取ってアライズで蓋をする 相手は手札0枚。こちらのドローはクシャトリラ・オーガでした。メインフェイズに、バー...

情報アドバンテージを取る@クシャトリラで展開する

イメージ
長く使っていて、正直クシャトリラはアドリブデッキに思います。クシャトリラである程度展開できる構築で戦う場合 ( 極端な罠型や混ぜ物ではない純寄りの構築を使う場合 )、いかに早い段階で、相手がどんなデッキなのかを知るのが大切だと思います。もちろん同じ相手と連戦したり、同じ大会で対戦しているのを見た上のデッキばれ、サイチェン後にはある程度のデッキを把握できると思います。ここで言う情報アドバンテージとは、 1本目、特に先攻で初対面のデュエル中で、いかに早く相手のデッキを把握できるか が肝だと思います。 クシャトリラというテーマは、1本道の展開で制圧して勝つテーマではなく、 相手に合わせて的確に妨害をあてたりリソースを奪うことで蓋をして勝つ ことが肝心に思います。実際に、同じ手札でも展開に分岐があります ( 今回はGケア等で展開せずにやり過ごすことは一旦度外視して考えます )。例えば、2024年12月時点であれば、こちらが先攻の時、OCGならユニコーン+特殊召喚できるレベル7 ( 何を使うかについては一旦度外視 )、マスターデュエルはユニコーン1枚から ( ライズ、パーピヤス、ビッグバンを入れていれば )、シャングリラ ( 1素材 )+アライズハート ( 1素材 )+クシャトリラ ( 多くの場合はユニコーン/フェンリル )、1面封鎖という盤面をつくれ、自分はこの展開を一番多く使っています。一方で、同じ手札で2素材アライズハート+2素材シャングリラ、シャングリラ ( 1素材 )、ディアブロシス、3面封鎖  ( OCGのみ )、アライズハート単騎+クシャトリラ罠 ( プリペア or ビッグバン ) 等。相手によって有効な展開は異なり、例えばアトラクターが重いテーマ であれば、ニビルケアをしてアライズを出しに行くメリットが大きくなったり、EXやメインデッキにピン刺しのキーカードが多い場合は、ディアブロシスを出すことで相手が機能停止する可能性が高いのでアライズを出すよりディアブロシスを出す方が強い等。このように、 相手がどんなデッキを使うか把握することで展開した場合の勝率を上げる ことができます。自分のデッキで情報アドバンテージをとるのに使うカードが、クシャトリラ・ユニコーン、No.89 電脳獣ディアブロシス、クシャトリラ・オーガ、ティアラメンツ・クシャトリラ、三戦の才、ク...

うちのクシャトリラの白いので青眼に殴り勝ちました

イメージ
クシャトリラの実戦でのプレイングの解説です。こちらはクシャトリラで1-0で迎えた後攻、相手は青眼 (おそらく原石なしの純構築)。無限泡影1枚持っていた場合のプレイングです。白いのを駆使してスローゲームを勝ち切りました。皆さんならどうするか考えながら、自分のプレイを一例としてみていただけると幸いです。 (画像は公式より引用) 相手の先攻盤面、究極霊竜と相対す お相手の初手は白き乙女、手札から墓地に送り真の光が置かれます。真の光で青木眼の祈りを発動し、三戦の才を捨てて、青き目の賢士と威光をサーチ。相手は賢士を通常召喚し、光レベル1をサーチ。相手は賢士1枚で青き眼の精霊をL召喚。精霊の、光の霊堂サーチに無限泡影を発動 ( 霊堂を止めて召喚権を増やさせない動きです )。その後、相手は手札から青眼龍轟臨を発動し、青眼の白龍を特殊召喚。青眼が出たので墓地から白き乙女特殊召喚。乙女と青眼の白龍で青眼の精霊竜をS召喚。お相手は青き眼の精霊をリリースし ( 効果が無効になっているので自主退場 )、相手は青眼の精霊竜、轟臨、伏せ1枚、真の光でターンを渡してきます。 白いのを前衛に置きにらみをきかせる こちらの手札はクシャトリラ・ユニコーン、クシャトリラ・オーガ、ダイナレスラー・パンクラトプス、白いの、金満で謙虚な壺の5枚です。はじめに金謙を発動し、クシャトリラ・バースを回収します。はじめにパンクラを特殊召喚し、リリースして真の光を対象に破壊。真の光の自壊効果は精霊竜の効果で無効になります。次にユニコーンを特殊召喚し、バースを発動 ( 究極精霊竜の無効をケアして先に発動、威光はパーピヤス発動後が最大値なので、様子見 )。お相手は、真の光で、青眼の白龍を特殊召喚。青眼が出たので墓地から白き乙女特殊召喚。ユニコーン効果発動で、相手は泡を発動しクシャトリラ魔法サーチを無効。そこで白いのを特殊召喚し、更にユニコーンと白いのを素材に、EXから白いのを特殊召喚します。バースがあるので召喚権が増えているので、オーガを通常召喚。オーガが出たときお相手は威光でオーガを破壊し、更に究極霊竜を守備表示で特殊召喚します。仕方ないので、下準備として、究極精霊竜を白いので攻撃しておきます。バースは使わず、白いの単騎でターンを返します。エンドフェイズに究極霊竜が自壊し、墓地から精霊竜が特殊召喚されます。 白いのとユニ...

ギミック・パペットのサービスを阻止して後攻から盤面全封鎖

イメージ
クシャトリラの実戦でのプレイングの解説です。こちらはクシャトリラで1-1で迎えた後攻、相手はホルス入りのギミック・パペット。増殖するGを通した後の戦い方です。皆さんならどうするか考えながら、自分のプレイを一例としてみていただけると幸いです。1デュエル目では、こちら後攻でなすすべなく負け、返しでは次元の裂け目で抑え込んだ後の3戦目になります。 (画像は公式より引用) Gとドロバのタイミング 初手にクシャトリラ・ユニコーン、パライゾス、増殖するG、ドロール&ロックバードを引きました。ギミック・パペット対面ですから、 ワンキルを警戒 しなければなりません。こちらは手札に既にユニコーンを引いているので、 優先的に通すべきは、ドロール かと思います。初めに、 ドローフェイズにGを投げ、指名者、特に墓穴の指名者を吐かせ にいきます ( 三戦の才をケアして、ドローフェイズに使っています )。結果墓穴やうららはなく、 Gが通り ます。ドローフェイズにGを投げることによって、最小展開される可能性がありますが、その場合は、永続や神罠などがなければ、基本的にはアライズハートで返せると踏んでいます。まずお相手はホルスで展開、イムセティとハーピを出し、リトル・ソルジャーズからギミック・パペット展開をしてきます。相手はGからのうらら、泡を警戒して、ビスク・ドール ( フィールドのギミパペは相手効果の対象にならない )、テラ―・ベビー ( ギミパペの効果の発動に対して、相手は効果を発動できない ) を順に使い ( テラーははおろ埋で墓地落とし )、展開してきます。こちらはGでドローしながらタイミングを待ち、ファンマキのサーチ効果で、 RUMをサーチしたところで処理後にドロバ を発動、ワンキルを阻止します。その後、相手は展開を続け、相手の盤面はデビルズ・ストリングスが攻撃表示で2体、守備表示のリトル・ソルジャーズ、イムセティ、ハーピ、王の棺、相手の手札は0、こちらライフ残り1900という状態でターンが返ってきます。 潤沢な手札で盤面を返す、イムセティを処理して下準備 盤面を返すにあたり、ホルスの妨害がやっかいなので、 ホルスを無力化しながら動いて いきます。はじめにパライゾスを発動し、クシャトリラ・オーガをサーチします。次にユニコーンを攻撃表示で特殊召喚し、効果を発動し、バースをサーチ。バ...

自分の使うクシャトリラに「墓穴の指名者」が入っていない理由

イメージ
墓穴の指名者は、ほとんどのデッキ (採用率は80~90%前後との事) に投入される汎用カードです。自分は長らくクシャトリラデッキを使っていますが、自分はクシャトリラに関しては、墓穴の指名者を採用しないことが多く、少なくとも2023年~2024年11月までデッキに採用していませんでした。一方で、スネークアイ等には墓穴を採用しているので、墓穴の指名者の強さを認めた上で、 クシャトリラの場合は採用しないメリットがまさる ので不採用としています。 (画像は公式より引用) 墓穴の指名者は説明不要の汎用カードなので、あえてここに書く必要があると思いませんが、参考までに書いておきます。 相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。 墓穴の指名者に期待される役割について 手札誘発をはじく 増殖するG、マルチャミー、灰流うらら等の妖怪少女シリーズ、ドロール&ロックバード、ディメンションアトラクター等を無力化することが期待されます。基本的には、 自分の展開を通す ために使われます。このような用途から、先攻札として強く活躍します。クシャトリラの場合は、G、マルチャミー等のドロー系、うらら等を無力化したいところです。 墓地メタの一つ 相手の墓地に存在するカードを除外し、墓地効果を無力化したり、墓地からの帰還や再利用を防ぐ使い方をします。この役割の場合は、主に墓地で何かしらの効果を発動するカードへのメタとしての役割があります。この役割の場合は、先攻、後攻いずれでも活躍が期待できます。 ロングゲームで相手のカードを無力化する この用途では、既に同名カードが相手墓地にある場合、その効果を無効にできます。相手墓地に効果を受けないモンスターがいた場合も、そのモンスターがフィールドに出る前に墓穴を適用できれば、フィールドに出た後も効果が無効となります (ただし効果の発動はできるので、コストを払うことは可能です)。 クシャトリラにおける、先攻札としての墓穴の指名者について 結局、墓穴の指名者は2024年12/03の時点で、サーチができず、 素引きしなければならないため、テーマ外の汎用カードとの競合 枠となります。例えば、永続カードや神の宣告や...

うちのクシャトリラで採用している白いのが布教されたみたいです

イメージ
私のクシャトリラには、普通のクシャトリラでは基本的に採用されないカードが複数枚投入されており、何度も対戦した方からは、「私のデッキの切り札」的扱いで認知されている印象です。切り札として使われるカード、それを出すためのカードの組み合わせは、厳選して、現代のカードプールではベストに近い組み合わせかと思っています。クシャトリラ的には、「 1枚で戦局を有利にできる可能性のあるパワーカード 」としての採用になります。出した時点で対処法のないデッキには勝ちが確定する可能性があり、相手が対処法をある程度おさえていても上から超えられる可能性があると思われます。 クシャトリラというデッキを使う上で基本的な考え方はこちら ( クシャトリラというテーマで勝つことについて考える )、それを踏まえた2024年10月のデッキ構築はこちら ( 頭類人のクシャトリラ (2410制限) の構築を少し解説@32人参加の大会優勝後に聞かれること増えたので ) にまとめてあります。 2024年の10月、11月環境では環境トップがライゼオル、2番手グループにマリスがおり、Xメタ ( 次元障壁など ) と除外メタ ( アーティファクト・ロンギヌスなど ) が飛んでくる環境にあり、クシャトリラとしてはやりにくい環境にいます。自分が採用している「白いの」は、これらのメタカードに対して、クシャトリラの本来の動きと併用すると、ある程度抗えるカードとなります。私自身が現時点で紙の遊戯王でプレイヤーとして大会に出場しており、競技志向の構築を使っているので、この「白いの」については、現時点では、このブログでの明言を避けます ( 実際に対戦した方などには口頭で説明したことも多いです )。 この「白いの」ですが、私以外にもこの関連カード群を採用した方がマスターデュエルでマスター1を達成された実績があり、また、ニューロンでも自分以外にも関連カード群を投入しているデッキがられるようになりました。これらの投入が競技環境で活躍するクシャトリラデッキのスタンダードになることがあれば、このブログでもその解説をしようと思います。なぜ採用されているのか、そしてクシャトリラのメインギミック及び投入されているカードとの相性について、ちゃんとこれしかない理由があり、採用枚数にも ( 他の全ての採用カード同様 ) しっかり理由があります。これがあるこ...