真紅眼の鋼炎竜で勝ち切ったプレイ: スネークアイ対面で後手、アトラクター通るもフワロス2枚投げられた試合にて
こちらはクシャトリラで後攻、相手は (隣の卓で前の試合が行われていたので知っている) アザミナデモンスミススネークアイ。このデュエルでは、返しの自分のターンに勝ちきる (相手サレンダー) のですが、皆さんならどうするか考えながら、自分のプレイを一例としてみていただけると幸いです。ちなみに大会の決勝 (5戦目、2024年10月) のときのプレイになります。
- 相手ドローフェイズにディメンション・アトラクターを発動、チェーンはなく通る (相手が蛇とわかっていたので、ドローフェイズに発動した)。
- こちらの手札は、アトラクター以外は、ユニコーン、ティアクシャ、バース、プリペア、テラ・フォーミング。
- 相手が止まったので、これはチャンスと、そのままフル展開しようと、まずはクシャトリラ・ユニコーンを攻撃表示で特殊召喚し効果発動、効果は通り、クシャトリラ・パーピヤスをサーチ。そのままパーピヤスを発動した。
- クシャトリラ・パーピヤスにチェーンし、相手はマルチャミーフワロスを2枚発動。
ここから実際に私が行ったプレイになります。
- クシャトリラ・パーピヤスの処理で、クシャトリラ・ライズハートを守備表示で特殊召喚 (相手2ドロー)。
- フワロスの処理後に、クシャトリラ・ユニコーンの効果を発動し、相手のエクストラデッキを確認した (マッチ戦の時は特に、EXをみておくと構築がある程度予想できるので、見れるなら見ておく)。デモンスミスが入っていたので、相手にターンを渡す可能性を考え、展開起点のデモンスミス・レクイエムを裏側除外した。
- テラ・フォーミングを発動するも、相手は灰流うららを発動し、不発。
- クシャトリラ・バースを発動 (EXにデモンスミスが入っていたため、ドミナスインパルスの可能性はなく、アトラクター下のため、幽鬼うさぎの可能性はないので、バースは通ると判断した)
- バースがあるので、ティアラメンツ・クシャトリラを(攻撃表示で) 通常召喚。ティアクシャ効果で自分のデッキから墓地送り (アトラクター下なため除外) し、バースの蘇生先等、リソースを確保する動きをした。その結果めぼしいカードは落ちなかった。
- クシャトリラ・ライズハートの効果発動、クシャトリラ・オーガをデッキから (コストで) 除外し、ライズハートのレベルを7にし、相手のデッキトップから3枚裏側除外した (これはバースでオーガを出すためにこのタイミングで発動、コストなので泡で止められない)。
- バトルフェイズに入り、ユニコーン (2500)、オーガ (2800、デッキトップから5枚めくり、上2枚にまずいカードがないかを確認し、1枚裏除外)、ティアクシャ (2300) でそれぞれ攻撃。合計7600ダメージ。
- メインフェイズ2で、ティアクシャとライズをX素材に、真紅眼の鋼炎竜をX召喚 (ここで相手2枚ドロー、召喚特殊召喚5回目、二ビル打たれたらアウト)。真紅眼の鋼炎竜は相手が効果を発動する度にルール効果で500ダメージを与えます。ここで相手がサレンダーし、1本目勝利。
- 例えばこの状況で、シャングリラをたててライズを発動する展開をすると、二ビルを踏む可能性があり (シャングリラの時点で4ドロー、アライズやディアブロシスまでたてると最低6ドロー)、アライズハート単騎で返す場合は、合計最低4枚ドローを許すので回答札を引かれる可能性があると思われる。従って、このターンで勝ち切るプレイングをするのが望ましいと判断し、実際に行った。ちなみに、スケクシャではないのは、相手が無限泡影をドローした場合、ライフを取り切れない可能性があるためです。
なお、2本目は、こちらがドローフェイズでマルチャミー・フワロスを投げるも灰流うららで防がれ、展開されて返せず負け。3本目は、初手が、クシャトリラ・オーガ、クシャトリラ・プリペア、神の宣告、光の封殺剣、ディメンジョンアトラクター。ドローフェイズにGを投げられ、止めれないので通す。メインフェイズに入り、アトラクターを発動 (ブラフでメインフェイズに打った)。これに対し、相手はPSYフレームギア・γを発動し、アトラクターが無効破壊される。仕方ないので、オーガを特殊召喚し (Gで1ドロー)、ビッグバンを手札に加え、神宣、プリペア、封殺剣をセットしターンを返す (相手手札4枚)。(ビッグバンを次のターンで素引きしたくないのと、他のハンドが基本はセットすることになるカードばかりなので、手札1枚残してブラフにするためにあえてこのターンにオーガを出した。ドローを嫌うなら、相手ターンにプリペアから出すこともできたが、迷った末こうした。) 相手ドローフェイズにプリペアを発動 (開いて罠ケア)。相手スタンバイフェイズに光の封殺剣を発動し、手札1枚を裏側除外する。相手は (二ビルを墓地に送って) ディアベルスターを特殊召喚、対してこちらは神の宣告で召喚無効。これで相手は動けずカードセットしターンが返る。次にトップドローは神の通告。仕方ないので通告をセットし、クシャトリラ・オーガで攻撃 (2800)。攻撃時効果を使い、デッキトップから5枚めくり、1枚目から、灰流うらら、パラレルエクシード、無限泡影、パーピィの羽根箒、アーティファクト・ロンギヌスと汎用札ばかりだったので、泡を裏除外。返しで相手動かず。ターンが返り、ティアクシャを引く。バトルフェイズに入り、オーガ (2800) で攻撃し、プリペアでティアクシャを特殊召喚しそのまま攻撃 (2300)、これで合計7900ダメージ。メインフェイズ2に入り、真紅眼の鋼炎竜をX召喚。これで相手サレンダーでゲームセット (優勝確定)。
- ある意味、三戦目は構築の勝利だと思っています。一戦目で展開してみせた (盤面全封鎖ができる構築だとわからせる) ことで、相手は二ビルを投入してきた (抜かなかった) と思います。そして羽根があること、相手視点では、展開と罠型 (永続や神系のカウンター罠) の両方を意識させることができたのだと。その結果展開札ではなく、対策札が積まれたと思います。
- 展開と罠型とメタが散ることによって対策札を相手にたくさん積ませることで、隙をつくれたのだと考えています。
ということで、この大会の個人的なMVPは真紅眼の鋼炎竜でした。なお、構築はこちらです。メイン40枚、サイドエクストラ15枚です。
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