センサー万別を打たれたスローゲームを取りきる、似たもの対決再世戦
今回はクシャトリラの大会プレイングの紹介と再世についての内容になります。今回は再世対面のマッチ戦の1本目、こちらの後攻のデュエルになります。クシャトリラとしては相手のリソースを作らせない動きで勝利した1戦になります。再世とクシャトリラはある意味構築が似ているのですが (特に罠型クシャトリラと呼ばれる構築と、環境で流行している再世の構築は似ていると思います)、今回はクシャトリラと再世のわかりやすい違いが出た1戦だったと思われます。
参考までに: MDの罠型クシャトリラつかってた人が2025年2月にOCGで似た使用感のデッキを使いたければ「リジェネシス」が良いと思う)
(画像は公式より引用)
初手アトラクターで嫌がらせ
こちらの手札は、クシャトリラ・ユニコーン、スケアクロー・クシャトリラ、ディメンション・アトラクター、灰流うらら、神の宣告でした。相手のターン、相手が再世だとわかっていたので、ドローフェイズにアトラクターを発動し、相手はこれにチェーンして再世神を発動、さらにこちらがチェーン3でうららを発動し、相手場に再世モンスターが出力されず、アトラクターが通ります。相手は魔法罠カードを2枚セットし、ターンを返します。
センサーに止められる
こちらのターン、トップドローは白いのでした。メインフェイズに入り、ユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します。次に、ユニコーンの起動効果を発動し、パーピヤスをサーチします。処理後、ユニコーンを対象にパーピヤスを発動し、デッキからオーガを守備表示で特殊召喚します。処理後に相手はセンサー万別を発動し、効果処理でオーガを墓地に送ります。これではリソースがつくれないので、展開が止まります。仕方なくバトルフェイズに入り、ユニコーンで攻撃宣言時効果を使い、相手のEXデッキから旧神ヌトスを裏除外します。そして2500ダメージを与えます。その後、神の宣告をセットし、ターンを返します。
お互いリソースを作れずスローゲームに
相手のターン、メインフェイズに入り、こちらの場に攻撃力2500のユニコーンがいるので、相手はべレシートを手札から特殊召喚します。次いで、相手はユニコーンを対象にドラグマ・パニッシュメントを発動、これにチェーンして神の宣告を発動し、ドラパニを無効にします (ドラパニは相手モンスターを対象にとって発動し、効果処理でEXからモンスターが墓地に送られるため、発動を無効にしてしまえばEXからの墓地落としを止められます)。相手はバトルフェイズに入り、べレシートでユニコーンを攻撃し、相打ちとなります (この場合墓地のべレシートは回収できませんが、こちらの場に残ったユニコ―ンからリソースを作られるのを嫌がったと思われます)。これでターンを返します。こちらのターンに入り、メインフェイズにスケクシャ効果を発動し、スケクシャを守備表示で特殊召喚します。そのままバトルフェイズに入り、直接攻撃します。これでライフはこちら残り4000、相手は2900になります。そのままこれ以上動かず、ターンを返します。相手ターンに入り、相手はモンスターを守備常時でセットし、魔法罠を1枚伏せてターンが帰ってきます。こちらのターンに入り、盤面を変えるカードを引かなかったので、バトルフェイズに入りセットモンスターを破壊し、ターンを返します。相手は再びモンスターをセットし、ターンが帰ってきます。
相手の超融合を逆手に取り、処理できない置物を出して勝つ
こちらのターンのトップドローは雷仙神でした。メインフェイズに入り、3000ライフコストを払って雷仙神を攻撃表示で特殊召喚します。メインフェイズを終了したいと宣言したところ、相手は超融合を発動し、守備表示の増殖するGとスケクシャで融合し、沼地のドロゴンを守備表示でF召喚します (もし攻撃が通り、モンスター2体とも残った場合、攻撃後に真紅眼の鋼炎竜を出して締めるプランでした)。これらの処理がメインフェイズに行われたので、手札から白いのを出し、更に自分のデッキで切り札的な役割で活躍している方の白いのを出します。再びバトルフェイズに入り、白いのでドロゴンを戦闘破壊します。この時点で白いのの攻撃力は5400で、相手に突破手段がないのでお相手サレンダー (再世の基本的な攻撃力の上限は5000ラインで、これより上は解決札を積んでないと厳しく、リンク3を下敷きにしたアクセスより上は難しいと思われる)。このデュエルに勝利しました (なお、次戦はオーガでデッキトップ操作してコントロールしてマッチにも勝ちました)。
クシャトリラと再世
クシャトリラと再世は、2025年の2月の時点では系統としては似たデッキになると思います。両方使う人として、クシャトリラと再世でぶつかったときの要点をまとめてみます。
- 再世はセンサー万別と相性が良い
再世はテーマ内のモンスターの全ての種族と属性が異なるので、センサーとの相性が良いです。更に、攻守2500のサポートモンスターとも種族を散らせる可能性がある (ドラグマ、白き森、ディアベルスターギミックの場合はシュモースと競合する) のが強みに思います。センサーが通っていれば、再世が有利に思います。クシャトリラの場合は、主体となるモンスターがサイキック属のテーマで、ライズと、追加で入れる可能性のあるサポートモンスターが種族が異なる可能性があります。クシャトリラの場合は、相手に出されたセンサーを突破するにあたって、レベル7を2体並べて撃滅龍 ダーク・アームド、あるいはリンク2を作ってトロイメア・フェニックス等が有力候補になると思われます。自分の構築で、テーマ外のレベル7が入っていますが、それはセンサー下での対応力を上げる意味があります。いちおう、守備表示モンスターを3体並べてライフォビア、パライゾス存在下でシャングリラの効果を使う方法がありますが、スタッツが高い再世相手にそれをやるのは難しいと思われます (相手が動けなければそのチャンスはあるかもしれませんが)。 - 再世は墓地メタが弱点
再世は、エンドフェイズの回収効果を使うためには、相手ターンに墓地に送られている必要があります。天地再世については、再世モンスターを墓地に送らなければ相手モンスターを裏守備にすることができません。テーマ内のなんでも無効枠のシェモースは、再世カードをコストで墓地におくれなければ無効効果を発動できません。更に、テーマ内魔法を墓地から除外すれば、テーマモンスターを墓地、除外状態から回収できますが、逆に言えば、魔法が全部除外されていたり、ネクロバレー適用下で墓地からカードを動かせない場合に腐ります。そこを踏まえた上で、サイドギミックに墓地を使うギミック (ドラグマギミック等) を積み過ぎると機能停止してしまう可能性がでてきます。クシャトリラとしては、墓地メタへ弱い部分には徹底的につけ込みたい要素になります。そのような理由で、自分の構築の再世は、サイドギミックは墓地メタをされても稼働できるものが好みです (MDの罠型クシャトリラつかってた人が2025年2月にOCGで似た使用感のデッキを使いたければ「リジェネシス」が良いと思う)。 - 超融合について
クシャトリラは、超融合が効きにくいテーマだと思われます。超融合をもらうタイミングは、シャングリラ+ライズ (からアライズを作りたいとき)、オーガ+ティアクシャ (積極的に作りたい並びではない)、アライズ+闇属性 (ディアブロシスなど)、バロネス+ユニコーン等があります。基本的には、クシャトリラ側は相手が再世のときは超融合をケアして動く (と思うし、自分はそうする) ので、再世側は、自分のモンスターを巻き込んで超融合する可能性が高いと思われます。再世は、超融合のためにEXの枠を割きやすく、テーマ内のモンスターの種族と属性がばらけているので超融合との相性が良いと思います。一方で、環境の主な超融合先とクシャトリラを吸って出せる超融合先がかみ合っていないので、クシャトリラ側は超融合をかわしやすい対面だと思われます。 - スタッツ勝負するとクシャトリラに分がある
クシャトリラと再世、いずれもメインデッキに入るモンスターのスタッツが高いテーマですが、再世は基本的には2500、クシャトリラはユニコーンは2500ですが、デッキトップ操作と罠メタをサーチできるオーガ2800、殴るスキドレのスケクシャ2600 (こいつがいれば再世はテーマ内で5000打点を出せなくなります)、Xすれば2500以上になり、実質打点を上げられるパライゾスとライフォビアを持っています。クシャトリラ側としては、ラヴァゴに注意しながら、ユニコーンを残さないプレイングをするなどである程度対処できるところがあり、スタッツ勝負に持ち込めばクシャトリラがやや有利かと思われます。クシャがメタビ型のスタイルをとると、ラビュ (姫の2900や3000が大変) やR-ACE (タービュランス3000、プリベンター2800、ヘッドクォーター500パンプ) が重いのと似ていて、相手の方がスタッツが上回る場合、展開を遅くするだけだと苦しくなる場合がある印象です。

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