クシャトリラにメイン採用する誘発や返し札の考え方2512~先攻後攻ともに妨害として仕事をするカードを入れる

クシャトリラに無限泡影いれたくない的な投稿がXでいくつか見られたので、クシャ界の城住みのクシャトリラの使い手として、自分のクシャトリラでメイン採用している誘発や返し札と、その考え方をまとめます。自分の場合は写真の13枚をメイン採用していて、マルチャミーはメイン戦では不採用としています。

考え方

  1. 妨害数が少ないテーマなので、先攻でも妨害として仕事できる誘発を入れる
  2. アトラクターは余程の事がない限りメイン採用筆頭
  3. アトラクターとG以外は、極力先攻でアライズハートと併用できる誘発にする

どんな誘発を採用するかについて、要点を3つまとめてみました。クシャトリラというテーマは、展開が通ったとしても妨害数が少ないテーマです。例えば、アライズハート+シャングリラ+パライゾス、アライズハート+ビッグバン、アライズハート+未来龍皇など。妨害数というより、相手のリソースを奪い、展開先を出させないことによって、相手の本来の力を出させなかったり、相手の展開ルートを誘導するような妨害をするテーマです。従って、テーマ外の汎用の妨害としてのウエイトが大きくなります。妨害数が少ないのであれば、先攻であっても妨害として仕事できる誘発が優先されると思います。クシャトリラに最優先でメイン戦で採用する誘発がアトラクターだと思います。クシャトリラはアトラクターを使用しても展開がほとんど弱くならないテーマですが、アトラクターを通すことによって大幅に弱体するテーマはそれなりにある (アトラクターを使えるテーマにも、M∀LICEやVSや巳剣といった、使えはするけど、アトラクターが通ると盤面が弱くはなるテーマは多い) ので、アトラクターを採用できることがテーマとしての強みだと思います。サイドチェンジ後にアトラクターを抜くことはあれど、基本的にはメイン戦にアトラクターを入れない理由がないと思います。次に増殖するG。Gは相手の展開を躊躇させて展開をコンパクトにする可能性があり、通った場合に手札が増えた結果初動がなくて動けない可能性が大きく減り、通らなかったとしても灰流うららやドロール&ロックバードを使わせることができる等、メリットが大きいです。アトラクターとGは、誘発としてのパワーが強いので、アライズハートと併用できなかったとしても採用するべき誘発だと思います。それ以外の誘発は、クシャトリラで先攻で一番出したいモンスターはアライズハートなので、先攻で引いても妨害になりつつ、アライズハートと併用できる誘発を選ぶのが良いと思います。逆に言えば、アトラクターや増Gくらいパワーがある誘発でなければ、先攻でアライズが立っている状態で腐る誘発を採用しないほうが良いと自分は思います (アライズと喧嘩したとしても採用価値のある誘発は、他にはPSYフレームギア・γ、δくらいだと思われます)。特に紙の場合、フェンリル禁止の影響で2枚初動を強いられるため、誘発に裂けるスロットが少なくなるため (例えばメインから20枚誘発を積むような構築は事故の可能性が高くリスキー)、回すためには、先攻で役割をもてない誘発にメインから枠を割くのがどうしても難しくなると思います。

最優先 (パワーが高いので最大枚数、アライズとの併用度外視)

  • ディメンション・アトラクター: パワーの強い誘発なのでメイン戦必須採用 (1)。
  • 増殖するG: パワーの強い誘発なのでメイン戦必須採用 (2)。

優先度2 (アライズと併用可、先攻でも使用可)

  • 灰流うらら: Gを弾く役割と、デッキからのサーチ、特殊召喚、墓地送りを止められるので採用。M∀LICEのような効きにくい対面もありますが、ほとんどの対面に使える可能性がある誘発で、隣の芝刈りやデッキ融合などの通すと相手に凄まじいアドを与えるカードを止められる可能性があるので、妨害として重要に思います。アライズハートや次元の裂け目と併用した場合、もう1枚墓地にない限り墓穴の指名者を回避できます (3)。
  • 無限泡影:  モンスターを対象に取り、効果をターン終了時まで無効にする誘発。効果を無効にしたとしても盤面にモンスターが残るので、例えば無理矢理展開してモンスターを2体並べてデモンスミスを出す等、貫通されることも多く、1発では相手の展開を止められないことも多いです。名称ターン1がなく、複数枚引いたとしても腐らないことが長所なので、引き被りのデメリットを考えなくて良いのが大きな採用理由です。セットして使うと正面の相手の魔法罠の効果を無効にできるため、永続カード等に対する解答となる可能性が魅力です。セットして使えばアライズハートと併用できます (3)。
  • 朔夜しぐれ : モンスターを対象に取り、効果をターン終了時まで無効にする誘発。相手の特殊召喚成功時にしか使えないものの、アライズハートと併用可能で、先攻1ターン目に相手の場に出力される妨害を止められる可能性があります。特にK9、ドラゴンテイルファイメナからでてくるドラゴンテイルアルザリオン、M∀LICE<P>White Rabbitなどを止められる可能性があり、無限泡影やエフェクト・ヴェーラーでは代用不可能なので採用しています。名称ターン1であり、パワーも低いので1枚の採用としています (1)。

返し札兼先攻札

  • 禁じられた聖冠: 先攻でセットして使えば相手のモンスターの素材化を阻止して展開を止められ、相手のモンスター効果を無効にでき、自分のモンスターを盤面に残すことができます。シャングリラと併用すれば、実質相手のメインモンスターゾーンを1面塞いでいる状態となるため、クシャトリラとのマッチングが良いと思います。後攻の場合も相手のモンスターの効果無効や展開阻止、自分のモンスターを守りながら展開することもできて、めくり札としても活躍できます。自分の構築では元々先攻で神の宣告を入れていた枠で、後攻でも使えるところが神宣よりも丸いと考えてメインから採用しています。クシャトリラは、ユニコーン等メインデッキに入るモンスターのスタッツが高いので、先攻で墓穴の指名者をいれずに、展開を止めて強い罠等を置くことに強みがあるテーマですが、この枠は聖冠でも良いと思います。こちは先攻1ターン目に相手の場に出力される妨害を止められ、K9、ドラゴンテイルファイメナからでてくるドラゴンテイルアルザリオン、VS ホーリー・スーを止められ、原始生命態ニビルを使われた場合もモンスター1体を盤面に残すことができます。似た役割で禁じられた一滴がありますが、アライズハートやアトラクターとの相性と、一滴の場合は手札や盤面を使う性質上、聖冠が優先されると思います (3)。

マルチャミーをメイン採用しない理由

自分はサイドにマルチャミーを採用しています。メイン戦で入れていない理由は、先攻で役割を持てることを優先しているからです。パワーが高くても先攻で仕事できないのであれば、先攻時1ハンデスとなり、本来勝てるはずの先攻を落とす確率が高くなるので、自分は敬遠します。確かにドロー系が通ると後攻でも勝つチャンスが大きくなりますが、マルチャミー系はクシャトリラの場合盤面に出しても展開を伸ばすことができないため、先攻で引いた場合、盤面にカードを出さなければ実質1ハンデスとなります (これがヤミーやライゼオル等の引きによっては初動や貫通札として活用できるテーマや、ピュアリィや烙印、ドラゴンテイルのようなコストとして捨てたり素材として展開に活用できるテーマの場合はメインからマルチャミーを採用する明確な理由になると思います)。妨害数が少ないテーマで、しかも事故が多いテーマで、先攻で実質の1ハンデスになった場合のデメリットが大きいと考え、メインではマルチャミーを不採用としています。

ドミナスを採用していない理由

ドミナス系のカードは、確かに強いのですが、クシャトリラは複数の属性を使うテーマなので、手札から使ってしまうと初動がなくなってしまう可能性があります。パージの場合は炎、水、闇の効果を発動できなくなるので、ライズハート、オーガ、シャングリラ、アライズハート、(ディアブロシス、) ティフォン、リトルナイトなどの効果が発動できなくなります。インパルスの場合は、風、地、光属性の効果を発動できなくなるので、ユニコーン、スケクシャ、(フェンリル、) アーゼウス、バロネスなどの効果が発動できなくなります。スパイラルの場合光、闇の効果を発動できなくなるので、アライズハート、(ディアブロシス、) ティフォン、リトルナイト、アーゼウスなどの効果が発動できなくなります。テーマの動きやめくりの中で重要なカードが使えなくなるリスクが生じ、仮に多少相手の盤面を弱くすることができたとしても、それから盤面を返し、制圧かワンキル、リソース戦で勝つルートに持っていけなければ、返しのターンで負けてしまう可能性が高いと考え、ドミナスは不採用としています。どうしてもドミナス罠をいれるのであれば、縛りが付いた状態で制圧かワンキル、リソース戦で勝つ可能性ができるように、メインEX両方の構築をドミナスに寄せて、使ったけど縛りのせいで動けず負けましたパターンを可能な限り減らしましょう。ドミナスと相性の良い列王詩篇は、墓地にモンスターがいない場合でなければ手札から発動できないので、アトラクターを優先的に使いたいクシャトリラとマッチしないと思います。

自分の盤面にモンスターを出す誘発を出す場合、盤面を空けれることを考える

クシャトリラで1枚目に出したいのは、チェーンブロックに乗らずに出せるユニコーンやオーガなどを優先したいです。そうすると、自分の盤面に出力される類の誘発の優先度が下がります。

  • 応戦するG
  • ビーステッド
  • 原始生命態ニビル
  • 幻創龍ファンタズメイ
  • 見えざる手ゴッドス
  • カオスハンター
などが該当します。このようなカードを入れる場合、自分ターンにこちらの盤面を空けられるカードを併用して入れるのが良いと思います。例えば、空牙団の懐剣 ドナや盛悴のリザルドーズがこの枠で使いやすいです。ゴッドスの場合は、相手ターン中に処理されなければ、レベル7を蘇生してランク7を立てたり、EXから特殊召喚したモンスターを使ってリトルナイトを立てて初手で除去を使うほか、モンスターが2体残っているなら、初手アドバンス召喚してクシャトリラモンスターを出す選択も考えられます。このような誘発を採用する場合は、EXも含めてその後の展開の妨げにならないカードを入れるのが望ましいでしょう。

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