パライソス無制限とGの制限を考慮したクシャトリラでのラヴァ・ゴーレム採用について
2601制限では、増殖するGが2→1枚、灰流うららが3→2枚となる改定を受け、構築の変更が必要になるでしょう。特に紙のクシャトリラの場合、フェンリルが禁止で1枚初動がない都合上、パワーの低い誘発を複数入れるよりは、40枚構築にしてパワーが高い誘発を引きに行くのが良いと思われます。新規が追加される前の、1月時点では、パライゾスが3枚になって、クシャトリラの安定性が改善したと考え、Gの抜けた1枠に後攻サイチェン用に溶岩魔人ラヴァ・ゴーレムを積もうと自分は考えています。
(画像は公式より引用)
環境をみると返し札としてのラヴァゴの採用は悪くない印象
例えば先攻ワンキルや先攻ハンデス、ターンスキップを仕掛けてくる類の、「そもそもターンを渡す気がない」類のデッキが一定数いる場合は、ラヴァゴのような返し札ではなく誘発にしっかり枠を裂く必要があると思われますが、現環境にはこのようなデッキが少なく、いたとしてもクシャトリラに現時点で採用している、アトラクター、ドロバ、Gなどである程度抗えると考え、返し札を積むことを検討しました。参考として、2510環境終盤では、閃刀姫や絢嵐といった、返し札の比重が大きいデッキが環境で活躍できていること、環境上位のデッキはある程度やり取りを返すミッドレンジ系が多いことが理由です。また、雑多な展開系を見る場合、ターンが返ってくるのであれば、妨害2枚をラヴァゴで踏んでから動くことで、ある程度チャンスを作れる可能性があると考えました。他のデッキで雑多な展開系を見るためにとりあえずニビルを積むのと同じようなものです。クシャトリラの場合、メインギミックでは、ライズハート以外は基本的に召喚権を使わないことを想定しています。従って、ラヴァゴを出した後で特殊召喚する余力がクシャトリラにあり、他のデッキとは異なり、EX破壊とラヴァゴの強制効果を逆手に取ることが差別化点だと思います。
クシャトリラ特有のラヴァゴの活用例
ラヴァゴを採用できるテーマとしては、例えばリジェネシスがあり、リジェネシスの場合、手札に抱えたラヴァゴは初動となるベミドバルを特殊召喚する条件を満たし、相手の場に出せば除去をしながらリジェネシスモンスターの特殊召喚条件を満たしつつ、べレシートでバウンスすれば再利用可能でした。更に、ダーク・オカルティズムを採用していれば、ベミドバルかラヴァゴの片方をサーチすることができます。従って、ラヴァゴはリジェネシスと非常に相性が良いです。ではクシャトリラとしてどう使うかを考えた場合、EX破壊と、ラヴァゴの強制効果を逆手に取ることがほかのデッキにはない差別化点となると思います。
EX破壊
特に想定される対面は月光です。2601制限ではバグースカ禁止のため、妨害を受けなかった場合に想定される月光の最終盤面は、月光舞獅子神姫2体、S:Pリトルナイト、手札に原始生命態ニビル、墓地に月光銀狗 (による魔法罠無効) という盤面が考えられます (この時月光舞獅子姫1枚除外状態)。この状態で、ラヴァゴ+ユニコーンもしくは、ラヴァゴ+ディアブロシスが出せる状態を作れたら、実質勝利できると思われます。ラヴァゴをライガー2体をリリースして守備表示で特殊召喚し、リトルナイトを戦闘破壊します。ディアブロシスなら、バトルフェイズに銀狗を除外し、メイン2でEXの月光舞獅子姫を裏側除外します。すると月光舞獅子姫は通常2枚採用であり、除外状態からは回収できないので、月光側は以降、月光舞獅子神姫と月光舞獅子姫を出せなくなり、この2種を使わずに戦う必要が出ます。更にパライゾスを張っていないか、盆回しや2種類目のフィールドでパライゾスを張り替えられる場合、ディアブロシスの誘発効果を使った後にティフィンを重ねて守備表示で出して、ラヴァゴを手札に回収しておきます。これで実質勝ちだと思われます。仮にユニコーンであれば、ラヴァゴを残して、相手ターンのラヴァゴの強制効果でEXの月光舞獅子姫を裏側除外するか、ユニコーンの起動効果でパーピヤスを持ってきて、そのパーピヤスを止めさせることでEXを抜きます。これまでは舞獅子神姫を除去できたとしても、盤面にバグースカがいて、EX破壊を仕掛けられませんでしたが、バグースカが禁止になった結果、この動きが現実的になりました。
ラヴァゴの誘発効果を逆に利用する
月光のように、相手が展開しきった後にEX1枚を抜ければ勝てる場合は、↑のように使うことができます。 相手のライフを残り1500以下にした状態で、ラヴァゴが立っていてこちらの盤面に真紅眼の鋼炎竜がいる場合、ラヴァゴの強制効果が発動すると相手に1500ダメージが入り、相手のライフを残り1500以下まで減らせばそれだけで勝利確定となります。EXを2枚抜けば勝てる場合は、守備表示にしたラヴァゴをユニコーンで攻撃し、攻撃宣言時効果でEXを1枚抜いてから、相手スタンバイにラヴァゴの強制効果でEX2枚目を抜きます。 特に、ラヴァゴがいる状態でシャングリラを立てて、相手がシャングリラの突破が難しい状態に追い込むことができれば、返しの相手のターンまでラヴァゴを残してバーンで焼き切ることも検討できるでしょう。その間にバースでユニコーン蘇生→EX破壊→ラヴァゴの強制効果でEX破壊2と往復でEXを壊してなぶることも選択肢になります。ラヴァゴが有効ではない対面が多い場合は入れ替え
M∀LICEや炎王のような、墓地リソースをつくれていれば、継戦能力が高い対面の場合は、ラヴァゴだけで攻略するのは難しいと思われます。また、妨害数が多く、2妨害を落とした程度では盤面の妨害がしっかり残っているテーマや、閃刀姫やピュアリィのような、モンスターは1体を残して相手ターンに妨害するデッキ、特殊召喚ロックをしてくる対面 (パキケや烙印からのロックモンスター送り付けなど) に対しては、ラヴァゴの相性が悪いと思われます。このようなテーマが多い場合はラヴァゴではなく別のカードを積むほうが良いと思われます。ただし、無効系が有効であれば、自分の構築には、無限泡影3枚、禁じられた聖冠3枚が入るので、ラヴァゴ+無効系で対応できるのであれば、要求値は高いけれど狙う意味はあると思われます。2601環境で、召喚権を使わずに動くテーマの場合は、ラヴァゴの採用を真面目に考えてよいと思われます。クシャトリラに関しては (フワロスやGと併用して引きにいくのも含めて)、一理ある選択だと思います。
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