マルチャミー2種つっぱし、リソースを奪ってライゼオルとの真っ向勝負を制す
クシャトリラの大会プレイング紹介です。今回はマッチ戦の1本目、ライゼオル対面で、こちらの先攻の1戦です。相手にフワロスとプルリアを使われたけど、つっぱして勝利した1戦になります。クシャトリラらしく相手のリソースを奪って勝った1戦ですが、珍しくライゼオル相手に真っ向勝負を挑み、最後は制圧して勝つ形となりました。
ドロー系誘発2種を通されるも、相手のリソースを奪う
こちらの手札は、クシャトリラ・ユニコーン、クシャトリラ・オーガ、クシャトリラ・ライズハート、ティアラメンツ・クシャトリラ、クシャトリラ・パーピヤスでした。スタンバイフェイズに相手はマルチャミー・プルリアを発動し、更にこちらのチェーンがないので、マルチャミー・フワロスを発動します。その結果、マルチャミー2種が通っている状態で展開することになります。今回は、手札に妨害札がなく、1本目で初顔の相手だったので、仮に二ビルを撃たれることになっても、展開してみせて、相手に「相手に満足に展開させたらまずいぞ」と思わせることを目指すことにします。まずはユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します。ユニコーンの起動効果を発動し、クシャトリラ・バースをサーチします。処理後にバースを発動し、オーガを通常召喚。そしてオーガの起動効果を発動し、クシャトリラ・プリペアをサーチします。そして、ユニコーンを対象にクシャトリラ・パーピヤスを発動するも、うららで無効にされます。処理後にオーガチェーン1、ユニコーンチェーン2で発動し、EXからメレオロジック・アグリゲーターを裏除外し、5枚めくりにエクス・ライゼオル (ここでエクスを使用不能にできたのはラッキーでしたが、この段階でエクスが飛ぶ想定してないので、先にアグリを裏除外してます) がみえたのでエクスを裏除外します。次に手札のクシャトリラ・ライズハートの効果を使い特殊召喚します。そしてユニコーンとオーガで、クシャトリラ・シャングリラを守備表示でEXモンスターゾーンにX召喚します。更にライズ起動効果を発動し、デッキからクシャトリラ・ビッグバンを除外しレベル7になる効果を発動しますが、相手はヴェーラーを発動し無効にします。処理後に除外されたビッグバンの効果を発動し、ユニコーンを手札に戻します。盤面にシャングリラとライズ、バースとプリペア、手札にユニコーンとティアクシャの状態でターンを返します。
相手はほぼ完全な盤面を作る
相手のターンに入り、ドローフェイズにプリペアを開きます。スタンバイフェイズにシャングリラの効果を発動し、スケアクロー・クシャトリラを守備表示で特殊召喚します。相手は時空の七皇を使い、アイス・ライゼオルを手札に加えます。処理後、バースの効果を発動し、墓地のカードを3枚裏除外します (まずデッドネーダーが出る前にゾーン封鎖で展開を小さくします)。処理後、シャングリラの効果を発動し、EXモンスターゾーンの正面のメインモンスターゾーンを封鎖します。次にプリペア効果を発動し、ユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します (エクスがないことが確定していて、後ろ除去も恐らくないと思うので、ユニコーンを出して妨害します)。相手はアイス・ライゼオルを通常召喚し、召喚成功時効果を発動し、デッキからソードライゼオルを特殊召喚します。処理後にソードチェーン1、ユニコーンチェーン2で発動し、FA-ホープ・レイ・ランサーを裏除外し (シャングリラが突破される可能性が高いので)、相手はスター・ライゼオルを手札に加えます。処理後に、シャングリラの封鎖効果でモンスターゾーン2か所目を封鎖します。処理後、相手は三戦の才を発動し、ハンデス効果を選択するも、それにチェーンしてティアクシャの効果を発動し、墓地のパーピヤスを除外してティアクシャを守備表示で特殊召喚し、ハンデスを回避します。処理後に除外されたパーピヤス効果で、除外ゾーンのビッグバンを手札に回収します。相手は手札から、ノード・ライゼオルを特殊召喚します。更に、アイス、ノード、ソードでライゼオル・デュオドライブをX召喚します。相手はデュオの効果を発動し、ライゼオル・プラグインと、ライゼオル・クロスをサーチします。処理後にクロスを発動します。処理後に、プラグインを発動し、墓地のライゼオル1枚蘇生して、デュオの素材にデッキからライゼオルモンスターを入れます。処理後に、クロスの効果を発動し、プラグインとライゼオルモンスター1体をデッキに戻し、1ドローします。更に、デュオのX素材を取り除き、スターを特殊召喚し、スター特殊召喚成功時効果でプラグインをセットします。更に、デュオとスターで蝕の双仔をX召喚。更に相手は手札のアイスの効果を発動し、手札を1枚墓地に送り、ライゼオル名称2体でライゼオル・デッドネーダーをX召喚し、デッド効果でX素材を追加し、3素材デッドを成立させます。
バトルフェイズの攻防、スケクシャの活躍
相手のバトルフェイズ、まず相手は双仔でライズに攻撃宣言し、ライズを戦闘破壊し、次いでティアクシャを戦闘破壊します。スケクシャがいる場合、クシャトリラと戦闘したモンスターにスキドレ状態になるので、相手はスキドレ効果を嫌がり、デッドでスケクシャを攻撃して戦闘破壊します。これで相手はバトルフェイズを終了します。そしてカードを1枚セットしてターンが返ってきます。相手の盤面は3素材デッドネーダー、双仔、クロス、プラグインで、ライゼオルの構えたい盤面が9割方完成している状態です。勝つためには、この盤面を突破する必要があります。
シャングリラ&アライズでライゼオルの妨害を攻略
相手の盤面を攻略するためには、まずはデッドシのX素材を使わせる必要があります。こちらのトップドローは、ディメンション・アトラクターでした。スタンバイフェイズに入り、シャングリラの効果を発動するも、デッド効果を発動し、バースが破壊されます。更にクロスの効果で、シャングリラの効果が処理時に無効になります。メインフェイズに入り、ユニコーン起動効果を発動しますが、相手はデッドの効果を発動し、ユニコーンを破壊します。ユニコーンの効果は通るので、バースを手札に加えます。ここでデッドの素材は一旦なくなりますが、処理後、相手はライゼオル・プラグインを発動し、墓地のソード・ライゼオルを蘇生し、デッキからライゼオル・ホールスラスターをデッドのX素材にします (相手ターンエクシーズされる可能性が増え、妨害が増えました)。処理後に、相手はソードの特殊召喚成功時効果を発動し、後続のアイスを手札に加えます。こうなると、デッドのX素材を取り除きつつ、双仔からのデッド蘇生とホールスラスターによる相手ターンエクシーズを阻止する必要があります。そこでアライズを使って妨害を剥がします。シャングリラの効果がこのターン発動しているので、シャングリラに重ねてクシャトリラ・アライズハートを攻撃表示でX召喚します。ここでメイン1を終了し、バトルフェイズに入り、アライズで双仔を戦闘破壊します (アライズの永続効果で双仔が除外され、これで双仔の蘇生効果が消えます)。処理後に、アライズ強制効果チェーン1で発動し、アライズが3素材になります (ダメステのためデッドネーダーの効果を使えません)。そしてアライズ効果をデッドネーダーを対象に発動し、相手はこれにチェーンしてデッド効果を発動し、アライズが破壊され、デッドネーダーが裏側除外されます。その結果、コストで取り除かれたホールスラスターが除外されるため、ホールスラスターの墓地効果が使えなくなりました 。これでバトルフェイズを終了し、メイン2に入ります。これでライゼオルの妨害を突破しました。こちらの盤面は、効果を使っていないバースとプリペアです。
ダムドを使って制圧盤面をつくる
バトルフェイズまでで見えている妨害を全て剥がしたので、次はこちらの盤面を作ります。メイン2に入り、手札からバースを発動し、バースがあるのでオーガを通常召喚します。そしてバース効果を発動し、墓地のティアクシャを特殊召喚します。処理後、オーガとティアクシャで、撃滅龍 ダーク・アームドをX召喚します。ダムド効果をクロスを対象に発動し、クロスを破壊して、墓地のアライズを除外します。更にプリペアの効果を発動し、除外ソーンのアライズを守備表示で特殊召喚します。処理後、再びダムドの効果を発動し、ソードを対象に破壊し、墓地のユニコーンを除外します。処理後、アライズの強制効果でパーピヤスをX素材にします。そして手札に加えておいたビッグバンをセットします。これでメインフェイズを終了し、エンドフェイズ宣言、ターンを返します。クシャトリラ側の対ライゼオル特効盤面の、アライズ+ビッグバンを構えます (お手本プレイング@アライズ+ビッグバン~クシャトリラのテーマ内の妨害でライゼオルを着地狩り)。相手が素引きで泡を使ってきたら、プリペアのハンデスでピーハンできるので、相手の動きに対策できていると思われます。
ユニコーンで残る1枚のデッドネーダーを裏除外して勝利を決める
相手のターン、ドローフェイズにプリペアの効果を発動し、除外されているユニコーンを攻撃表示で特殊召喚します。相手はアイスライゼオルを通常召喚して、召喚成功時効果を発動します。処理後、ユニコーンの効果を発動し、相手のEXからデッドネーダーを裏除外します (これでEXにデッドがなくなります)。ここで相手がサレンダーし、このデュエルに勝利しました。なお、続けていれば、ユニコーンの効果処理後に適当なクシャトリラをアライズの素材に入れ、ビッグバンを発動し、ライゼオル名称を1体にした後、チェーン1アライズ、チェーン2パーピヤスでクシャトリラ回収して後続を確保し、ユニコーンをアライズの素材に入れて表に返します。これでアーゼウス、ティフォン、ヴェルズビュート、ライトドラゴンのどれを出されても勝てます。
あとがき、もし止まっていたら、ゲームプランなど
もしマルチャミー2種を受けて、こちらが動かずターンを返した場合、相手は時空の七皇を2枚抱えていたが、妨害系の誘発を握っていなかったとの事なので、エクス初動からの強い盤面を作られる、もしくは攻撃力合計8000の盤面をつくって後攻ワンキルされていた可能性が高いと思います。なので、今回に関しては、つっぱした結果勝ち筋を拾うことができ、止まっていた場合はほぼ確実に負けた1戦だったと思われます。ドロー系誘発を受けて、つっぱするのか、妥協展開するのか、展開しないのかは悩みどころですが、こちらの手札で何ができるかと相談だと思われます。今回は自分の手札に相手の妨害になる誘発や罠などがなく、展開できる手札だった点、マッチ戦の1戦目だった点を考えて、相手にこちらが動けることを意識させる、ある意味ビビらせることを目指したプレイを選びました。そして、都合よく相手が展開の中でモンスターの誘発を使い、ライゼオルで一番強い初動のエクスとエクスから落として後手めくりを強くするアグリを抜けたのが大きかったと思います。相手の盤面を返す際に、返した後アライズハートを出して相手を押さえることを考えていたので、バースを残して、ダムド+プリペアにつなげる動きを狙いました。デッドを枯らすのも勝ち筋で、通常ライゼオルのデッドは2枚採用なので、2枚抜くのも選択肢ですが、デュオ等でリソース戦をされても大変なので、デッドを抜く前に相手のリソースを削っておき、それから2枚目のデッドを使用不能にすることで勝負を決めるように動きました。ちなみに、このマッチの2戦目のデュエルはこちらです (パーピヤスで何を出すか@相手を誘発で止め、相手に神宣2発うたれて止められた1戦を勝ち切るvsライゼオル)。
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