覗かれたお返しに誘発貫通して盤面を構えるエクソシスターを、押し倒して意識を奪うクシャトリラ
クシャトリラの大会プレイングの紹介です。今回はエクソシスターとのマッチ戦の2戦目、1-0で迎えたこちらの後攻のデュエルになります。前の1戦でユニコーンで相手のEXデッキを覗いており、情報アドバンテージを活用してロンギが入ることはないと判断し、拮抗勝負を積んで、誘発を貫通して構えられた相手の充分な盤面を、イマイチな手札から突破し勝負を決めた1戦になります。
(画像は公式より引用)
誘発を貫通してしっかり盤面を作られる
こちらの手札は、黒魔女ディアベルスター、金満で謙虚な壺、王家の眠る谷-ネクロバレー、灰流うららが2枚でした。正直イマイチで心もとない手札ですね。メインフェイズまで進み、相手はまずエクソシスター・ステラを通常召喚し、起動効果を発動、手札からエクソシスター・ソフィアを通常召喚します。そして場に他のエクソシスターモンスターがいるので、ソフィアの起動効果を発動し、1ドローします。処理後、ステラとソフィアで、エクソシスター・カスピテルを守備表示でX召喚します。処理後、カスピテルのX素材を1つ取り除いて起動効果を発動し、デッキからエクソシスターモンスターのサーチを試みるも、うららを発動し、サーチを阻止します。処理後、相手は時空の七皇を発動、EXの光属性ランク4を見せて、デッキからエクソシスター・マルファをサーチし、手札1枚をデッキトップに戻します。その後、手札のマルファの起動効果を発動し、自身とデッキのエクソシスター・エリスを特殊召喚します。処理後、マルファとエリスでエクソシスター・ミカエリスをX召喚します。そしてミカエリスのX素材を1つ取り除いて起動効果を発動し、デッキからエクソシスター・リタニアをサーチします。そして、カスピテルとミカエリスでエクソシスターズ・マニフィカを守備表示でX召喚します。その後、3枚のカードをセットして、手札0枚でメインフェイズ終了、エンドフェイズ宣言。ターンが回ってきます。
拮抗勝負を引き当て、伏せを剥がす
こちらのターン、トップドローはクシャトリラ・オーガでした。メインフェイズまで進み、ヌトスを含む6枚のカードをEXデッキから裏側除外して金満で謙虚な壺を発動します。6枚めくった結果、ユニコーンもいたのですが、拮抗勝負が含まれていたので、拮抗を手札に加え、それ以外をデッキボトムに配置します。これでメインフェイズを終了してバトルフェイズに入り、スタートステップ、エンドステップ前まで進み、相手が何も発動しないことを確認して、エンドステップに拮抗勝負を発動、拮抗が通り、相手の盤面はマニフィカ単騎となります。これでメイン2に進みます。
マニフィカ単騎を攻略
メイン2に入り、クシャトリラ・オーガを攻撃表示で特殊召喚します。そしてオーガの起動効果を発動し、クシャトリラ・プリペアをサーチします。処理後、手札のネクロバレーを墓地に送り、黒魔女ディアベルスターを守備表示で特殊召喚し、特殊召喚成功時効果を発動、これにチェーンしてマニフィカの除去効果をチェーン2、変身効果をチェーン3で発動し、ミカエリスをEXデッキに戻してマニフィカに重ねてX召喚し、オーガを除外し、反逆の罪宝-スネークアイをセットします。処理後に相手はミカエリスの効果を反逆を対象に発動し、除外します。処理後にティアベルスターに重ねて厄災の星ティ・フォンを守備表示でX召喚します (バロネスでも良かったですね)。そしてティフォンのX素材を取り除いて起動効果を発動し、ミカエリスをEXデッキにバウンスします。その後、手札のプリペアをセット。手札にうららを妨害用に残して、メインフェイズを終了してエンドフェイズ宣言。ターンを渡します。
オーガのデッキトップ操作で勝負を決める
相手のターン、ドローフェイズにクシャトリラ・プリペアを発動し、そのまま特殊召喚効果も発動、除外状態のオーガを攻撃表示で特殊召喚します。このターン相手は動けず1伏せでターンが返ってきます。こちらのターン、トップドローはスケアクロー・クシャトリラでした。メインフェイズまで進み、オーガの起動効果を発動し、デッキからクシャトリラ・ビッグバンをサーチします。これでメインフェイズを終了してバトルフェイズに入り、まずティフォン2900で直接攻撃します。次にオーガ2800で攻撃宣言し、攻撃宣言時効果を発動、デッキトップから5枚めくって確認し、トップがエクソシスター・パークス (初動)、2枚目が灰流うららだったので、パークスを裏側除外してデッキトップをうららに固定し、オーガの直接攻撃が通り合計5700ダメージ。これでお相手サレンダー。このデュエル及びマッチに勝利しました。ちなみに、トップが何であれプリペアの効果でバトルフェイズ中にスケクシャを特殊召喚して攻撃すれば8000を削り切れ、セットカードが無限泡影でスケクシャの攻撃を無効にできた場合は、オーガとスケクシャでクシャトリラ・シャングリラをX召喚してビッグバンをセットし、レベル4が2体揃った時点でビッグバンを開くので、X召喚をする余地を与えず勝利できたと思います。
あとがき
今回の相手がエクソシスターということで、エクソシスターは妨害に除外ギミックを使うテーマで、テーマの中心のマニフィカ、ミカエリス、リタニアによる妨害は全て相手のカードを除外する類の妨害です。こうして着地狩りを連打されると厳しいのですが、相手ターンに除外ギミックで妨害をするということは、アーティファクト・ロンギヌスは絶対に積めないと思います。なので、ロンギはないものとして、除外ギミックを気にせず使う方針でサイドカードを投入します。妨害を除外に頼らない対面の場合、環境にM∀LICEがいる影響でロンギが積まれている可能性を考慮して、自分は除外ギミックを使わない返し札などを採用して妨害の性質を散らすことで対応しています。例えば反逆の罪宝はディアベルスターからもってこれる妨害で、対象をとるものの、魔法罠への押し込みは一部のテーマを除いて回収手段をもっていないので、仮にロンギを使われたとしても発動できます。参考までに1戦目の内容も載せておきます。
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