クシャトリラの考え方で、リジェネシスにデウテロノミオンを入れるかどうか考える
以前に、「MDで流行しているクシャトリラの型を移行する」方針で「MDの罠型クシャトリラつかってた人が2025年2月にOCGで似た使用感のデッキを使いたければ「リジェネシス」が良いと思う」という投稿をしましたが、今回はOCGでクシャトリラを長く使っていた視点から、リジェネシスにデウテロノミオンを入れるかどうかを考察します。結論から言えば、デウテロノミオンは自分は1枚採用するのが良いと思います。デウテロノミオンについては、入れるか入れないか両方の考え方があると思うので、一例として参考になるのではと思います。
(画像は公式より引用)
創世の神 デウテロノミオン
創世の神 デウテロノミオンは、再世のテーマのエースモンスターの位置づけで、以下のような効果です。
特殊召喚・効果モンスター
星10/光属性/幻想魔族/攻2500/守2500
このカードは通常召喚できない。
「創世の神 デウテロノミオン」は1ターンに1度、元々の攻撃力と元々の守備力が2500の自分フィールドの表側表示モンスター1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「リジェネシス」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
(2):このカードの攻撃力はバトルフェイズの間、2500アップする。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
効果を見ると、フィニッシャーや打点要員としの運用が見込まれますが、通常召喚できず、条件による特殊召喚でしか出すことができない上、出すためには場の攻守2500のモンスターをリリースする必要があるため、事故札になる可能性があり、事故を嫌って、デウテロノミオンの代わりに強力な汎用札を積みたいという考え方があります。
クシャトリラの考え方@後攻ワンキルを狙えるならやる
リジェネシスとクシャトリラは、2025年2月の時点では、メインデッキのモンスターの打点が高く、永続や強い罠と相性が良い (所謂罠ビ路線) テーマというところが似ていると思います。今回、クシャトリラの考え方で見ると、相手の盤面が弱いときは、ワンキルできるならワンキルしたい、と思います。具体的にはこういう状況です。
- 相手が事故っている (多くの場合、誘発、特にドロー系を握っている可能性が高い)
- 誘発や返し札を使って相手の盤面を充分弱くした状態
- しっかり妨害ができて、ターンが返ってきた場合
リジェネシスのフィニッシャー
リジェネシスでライフを取りに行く局面で、よく使われそうなギミックとして以下があると思われます。これらの中で、断罪ディアベルスターギミックとデウテロノミオンが現実的に思います。
- リジェネシスモンスター4体 (+モンスター1体)
- 断罪ディアベルスターを交えた動き
- ランク8を作ってヌメロンドラゴン
- デウテロノミオンを入れる動き
リジェネシスモンスター4体+モンスター1体
まずはベミドバル、シェ―モス、べレシート、ワイクラー4体を使う場合。相手場にモンスターがいなければ、リジェネシス4体並べば10000でライフを取り切れ、もし相手場にモンスターがいるならべレシートで除去したり戦闘破壊する等してライフを取りきるプランです。この場合は、もし相手場にモンスターが1体でもいる場合は、こちらが増殖するGとかでも良いので、もう1体出さないと相手が自傷していなければ8000を削り切れないと思われます。また、後攻からワンキルを狙う場合、ベミドバル +ベミドバルのサーチ+ベミドバル以外に2500を何かしら2枚揃える手段が要求値で、これだと後攻ワンキルするのは難しいと思われます。超融合で盤面を除去して攻撃力3000以上のモンスターを出せた場合は、後攻ワンキルが現実的になると思います。
断罪ディアベルスターを交えた動き
断罪ディアベルスターギミックを使い、白魔女ディアベルゼを出して、カース・オブ・ディアベルを墓地に送り、フィリアス・ディアベルをサーチし、断罪ディアベルスターをサーチ (相手の場にモンスターがいればそのまま特殊召喚) して特殊召喚すると攻撃力2500が2体揃い、更に打点上昇し3000打点を2枚並べられます。この場合はあと1体リジェネシスモンスターを出せるとワンキルが見えてきます。また、断罪ディアベルスターの効果を使って、ライフを半分払って、相手場のカードを破壊し、白き森の幻妖を出し、更にレベル7と幻妖でサイコ・エンド・パニッシャーを出す (その後自分の場のモンスターと相手の場のカードを対象にとって除外すればサイパニの打点は8500になるため、直接攻撃でワンキルが狙えます)、もしくは幻妖とレベル8で蛇眼の断罪龍や騎士皇レガーティアを出し、特殊召喚成功時効果で相手モンスターを除去するパターンがあると思われます。幻妖を出してシンクロするプランだと、二ビルを受ける可能性が出るので、マッチ戦の1本目やシングル戦は注意しましょう。シンクロをしなかった場合、白魔女ディアベルゼを出力して効果を通し、攻撃力2500のモンスターを何かしら別に1枚出すと後攻ワンキルが現実的で、例えばベミドバル+白魔女でモンスターを4枚並べるプランがとれるので、Gをつっぱしながら二ビルを避けてワンキルを狙う選択も取れると思われます。
ランク8を作ってヌメロン・ドラゴン
リジェネシスでは、ベミドバルとワイクラーがレベル8なので、この2枚が揃えば、ランク8を立てることができて、No.97 龍影神ドラッグラビオンをX召喚して効果を発動、何かしらのドラゴン族のNo.モンスターをX素材に、No.100 ヌメロン・ドラゴンをX召喚するプランです。これだと攻撃力9000のヌメドラの攻撃が通ればワンキルできますが、ラビオンの効果を使うと、ラビオンで出したモンスターでしか攻撃できなくなる制約がかかるので、相手の場にモンスターがいない、もしくは攻撃力1000以下のモンスターが攻撃表示で棒立ちの状態になっている必要があると思われます。従って、条件が限定的なため、リジェネシスは壊獣カグヤやタキオンのようなヌメドラからのワンキルプランをしやすい構築ではないので、このギミックで後攻ワンキルを狙うは向いてないと思われます。
デウテロノミオンを入れる動き
デウテロノミオンを使う場合は、リジェネシスモンスターを3体並べると後攻ワンキルが視野に入ると思われます。例えば、デウトロノミオン+ベミドバルで、ベミドバル効果で何かしらリジェネシスサーチし特殊召喚、ベミドバルを除外してデウテロノミオンを特殊召喚し、再世記をセットして発動、何かしらリジェネシスをサーチして特殊召喚します。デウテロノミオンには貫通効果があり、バトルフェイズでは攻撃力が5000になるので、相手場にモンスターがいない、もしくは攻守2000以下のモンスターが1体であれば、貫通効果を活用し、その後攻撃力2500で2回直接攻撃することで、後攻ワンキルが充分視野に入ります。この方法もGつっぱをして二ビルを受けずに後攻ワンキルを狙うことができます。デウテロノミオン2枚以上必要かと言われたら、2枚とも素引きした場合は1枚仕事しない点、サーチできるカードがテーマ内に6枚ある点、ワンキルプランを阻止された場合にもう1セットにた動きをするのは現実的ではないと思うので、1枚が良いと思われます。
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