クシャトリラで勝つためのデッキ構築の「ミュウツー理論」
自分がクシャトリラが環境デッキと言われなくなった後も大会環境で使い続け、( 無双するようなことはできてないと思うが )、一定の成果を出した ( デモンスミス環境ではデモンスミス系統のデッキに勝率8割以上出ていた等 ) と思っていて、構築を考える上で、自分の クシャトリラで取り得る全ての型を完封できるテーマはない状態 になるように意識して構築しています ( ミュウツー理論とよんでいます )。 頭類人のクシャトリラ (2410制限) の構築を少し解説@32人参加の大会優勝後に聞かれること増えたので (構築) 頭類人のクシャトリラ (2504制限) の構築の解説@アトラクター制限&サモリミ禁止のリペア (構築) クシャトリラ構築論2409、盤面全封鎖展開の例と、構築についての考え方 (盤面封鎖展開例ディアブロシスあり) (サムネ用のミュウツーのポケカは知人から借りました笑) ポケモンの対戦環境におけるミュウツーについてのあれこれ ここはポケモンの記事ではないのでざっくりとだけ触れます。ポケモンのミュウツーは、初代ポケモン時代では他を圧倒するスペックの最強ポケモンでした。特に特殊、以降のシリーズで特攻 C値の高さが強みで、初期は高いステータスを生かして高速特殊アタッカーとして活躍するほかに、豊富なサブウェポンを駆使して戦うことができました。時代が進み、ミュウツーが使用できるレギュレーションではより高火力を出せる競合先が増える等、元々の強みだった火力がインフレに後れを取るようになりました。一方で、サイコブレイクという専用技が与えられ、攻撃側は特攻 C値を参照にする特殊技は、本来相手は特防 D値で受けるものの、サイコブレイクでは防御 Bを参照に特攻を参照にして攻撃することができる ( 一般ポケモンも使える同系統のエスパー技の中で他より打点が出る ) 等、他の同タイプにはない個性が与えられ、また豊富なサブウェポンや特性や専用の持ち物等の存在で、多様な型をとることができる器用なポケモンという立ち位置となっています。ある役割を担うポケモンでみればミュウツーより上位互換となる存在がいる場合が多いけれど、相手にしてみればミュウツーがどの型なのかは対戦してみないとわからず、型の多様性が故に、 「ミュウツーの全ての型を単独で対策できるポケモンはいない...